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犬のお風呂・シャンプーの頻度や温度はどのくらい?入れ方や注意点まとめ

愛犬をお風呂に入れてシャンプーしてあげたいけれど、どのくらいの頻度で入れればいいのか、適切な温度は何度くらいなのか、など気になる方もいるでしょう。

ここでは愛犬をお風呂に入れる際に役立つ情報をまとめてご紹介します。適切な頻度・温度・方法でお風呂に入れ、愛犬の皮膚を健康に保ってあげましょう。

子犬のお風呂はいつから?

子犬をペットとして迎えた場合、少し汚れたからといってすぐにお風呂に入れてはいけません。予防接種の前後を避けて、生後3カ月頃から初めてのお風呂に入れましょう。

その際、恐怖を感じてしまうとトラウマになってお風呂を嫌がるようになるので、徐々に慣らしていくようにしてください。

おやつもあげながら、まずは足だけぬるま湯につけることから始めよう!

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犬のお風呂・シャンプーの頻度

愛犬がお風呂が好きなようで、臭いも気になるので毎日でもお風呂に入れてあげたいと思う方もいるかもしれません。ただし、犬にとってお風呂は体力を消耗するもので皮膚にも負担がかかります。

愛犬のお風呂は獣医師からの特別な指導がない限り、月に1〜2回の頻度で大丈夫です。子犬のときは1カ月〜1カ月半に1回の頻度を目安にしましょう。

シャンプーの頻度が高いと皮膚の乾燥の原因になるよ!

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犬のお風呂・シャンプーの適切な温度

愛犬をお風呂に入れたり、シャワーで流したりするときの温度はぬるいと感じる程度にしてください。飼い主さんが入浴するお風呂は40℃前後のことが多いと思いますが、その温度は犬にとって熱湯です。

犬のお風呂の温度は36〜37℃くらいにし、湯船の湯温だけでなく浴室内の温度も暑くなりすぎないように注意しましょう。

犬のお風呂・シャンプーに必要なものリスト

愛犬をお風呂に入れるときは、事前に必要なものを近くに用意しておくことが大切です。以下のものを準備してスムーズにすべての工程を終わらせられるようにしましょう。

  • ブラシ
  • 犬用シャンプーとコンディショナー
  • スポンジやガーゼ
  • 大きめのタオル
  • ドライヤー

ブラシはお風呂に入れる前に使います。タオルは吸収性の高いマイクロファイバータオルがおすすめです。

子犬などシャンプーに慣れていない場合は、耳に水が入らないようにするペット用シャワーキャップなどを活用するといいでしょう。

犬のお風呂・シャンプーの手順

犬のお風呂の入れ方を5つのステップに分けてご紹介します。初めは愛犬も飼い主さんも慣れずに少し時間がかかるかもしれませんが、コツをつかめば短時間でできるようになりますよ!

ステップ1:ブラッシングする

愛犬をお風呂に入れる前は念入りにブラッシングをしてあげましょう。ブラッシングは毛の絡まりをとるだけでなく汚れを浮かせる効果もあり、お風呂で汚れを洗い流しやすくなります。

愛犬が毛が抜けやすい場合や換毛期のときも、ブラッシングである程度抜け毛を取り除いておくことが大切です。お風呂で抜け毛がたくさん出て排水溝が詰まってしまうことのないようにしましょう。

ステップ2:体を濡らす

ブラッシングが終わったら浴室に移動し、シャワーで体全体を濡らします。シャワーの音や勢いが苦手な子も多いので、シャワーは遠くからかけるのではなく、シャワーヘッドを犬の体につけてゆっくり動かすようにしてください。

お湯をためて湯おけで少しずつ体を濡らしても大丈夫です。子犬や小型犬の場合は浴槽は大きすぎるので高さのあるバケツなどを活用してもいいでしょう。

表面だけでなく内側の毛までしっかり濡らしてね!

ステップ3:シャンプーで洗う

体全体が濡れたら、シャンプーを泡立てて体につけていきます。まず胴体部分から洗い、お尻→脚とシャンプーを足しながら洗っていってください。脚は汚れが溜まりやすい指の間や肉球の間、爪の際も洗い残しがないようにしましょう。

最後に耳→頭→顔の順に洗います。鼻、目、耳などにシャンプーが入らないよう小さなスポンジやガーゼなどで優しく洗うのがおすすめです。

泡立てが面倒なときは泡で出るシャンプーを使ってみてね!

ステップ4:よくすすぐ

すすぎはシャンプーとは逆に顔周りから行います。頭→顔→背中→胸→前肢→おなか→お尻→後肢というように体の高い部分から流していくとシャンプーが残りにくいです。

シャンプーがしっかり洗い流せていないと皮膚炎の原因になるので十分注意が必要です。コンディショナーを使う場合は、この後コンディショナー→再度すすぎを行ってください。

ステップ5:できるだけ水分を切る

全体のすすぎが完了したら、犬の体を撫でるようにしながら水気を切ります。皮膚に負担をかけないよう、優しく上から下に水分を切っていきましょう。

愛犬に身震いさせることもドライヤー時間短縮になります。自然にする場合が多いですが、もししないときは耳に息を吹きかけてみてください。

犬のお風呂・シャンプー後のケア

お風呂から上がったら、できるだけ早くドライヤーで乾かしてあげてください。ドライヤーの温度を調整できるのであれば、低めの温度に設定し、早く乾かそうと思ってもあまり近づけすぎてはいけません。

低い温度でも一部分に長く当てているとその場所の皮膚が火傷してしまうことがあります。ドライヤーを持っているもう一方の手で毛を撫でるようにしながら、ドライヤーの風が熱すぎないかも確認しましょう。

しっかり乾いていないままで放置すると、皮膚炎の原因になります。時間はかかりますが、完全に乾くまでドライヤーで乾かしてください。

ポイント

ドライヤーを嫌がる場合、飼い主さんが髪を乾かすときなどシャンプー以外のときにもドライヤーの音が愛犬に聞こえるようにして少しずつ音に慣れさせましょう。

犬のお風呂・シャンプーの注意点

愛犬がお風呂で嫌な思いをしないよう、安全にお風呂を楽しめるよう気をつけるべきポイントをご紹介します。お湯に浸かるのが苦手そうな子はシャワーでのシャンプーで素早く済ませてあげてくださいね。

適切な温度で

湯船のお湯やシャワーのお湯の温度調整は犬のお風呂でとても重要です。36〜37℃を目安にし、必ず手でお湯の温度を確かめてから犬にかけるようにしてください。

手の先がかじかんでいると温度がわかりにくいので、手首の内側あたりで温度を確かめることをおすすめします。浴室内の温度も高くなりすぎないよう注意しましょう。

愛犬に合ったシャンプーを選ぶ

犬用のシャンプーはたくさんの種類のものが販売されています。皮膚が弱い子には無添加シャンプーや保湿成分が配合されたものなどを使いましょう。シャンプー後に皮膚が赤くなったり、痒がったりするときは使用をやめてください。

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優しく洗う

シャンプーで愛犬の体を洗うときは、あまりゴシゴシせずに優しく揉むようにします。爪は立てず、指の腹で皮膚をマッサージする感覚で行いましょう。

目や耳に入らないようにする

頭や顔を洗うときはシャンプー液が目や耳、鼻に入らないように注意してください。シャワーを直接かけず、スポンジやガーゼを濡らして拭くようにして洗うのがおすすめです。

頭を流すときは耳の穴を塞ぐようにしましょう。ペット用シャワーキャップなどを活用するのもいいでしょう。

皮膚トラブルがあるときは入れない

皮膚が炎症していたり、怪我をしたりしているときはお風呂に入れるのを控えてください。気付きにくいところを怪我していることもあるので、シャンプー前のブラッシングの際にしっかり確認することが大切です。

もし体が汚れているときは、その部分だけ濡らしたタオルなどで拭くようにしよう!

愛犬のシャンプーの頻度は月1〜2回でOK!

犬のお風呂の入れ方や注意点についてご紹介してきましたが、いかがでしたか?犬のお風呂・シャンプーの頻度は月1〜2回、温度は36〜37℃という目安を参考に、愛犬の皮膚の状態や好みに合わせて最適なお風呂の習慣をつけてあげましょう。

お風呂を怖がる場合は浴槽に入れず、大きめのバケツを使ったり、シャワーでシャンプーするだけしたりしてください。すべての工程が終わったらおやつをあげて、お風呂の後には嬉しいことがあると覚えさせるのもおすすめです。