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犬のよだれが増える原因まとめ!危険な病気の可能性も

愛犬のよだれが急に増えたけれど、なぜだろう?と原因が気になる飼い主さんはいるでしょう。

犬のよだれが出るのは自然なことですが、明らかに量が多かったり、苦しそうにしていたりするときは注意が必要です。

ここでは犬のよだれの原因やよだれが増える症状がみられる病気などをまとめてご紹介します。

犬のよだれの原因

犬のよだれには、心理的な要因によるよだれと生理現象としてのよだれがあります。

食べ物の匂いを嗅いだときや食事中などのよだれは生理現象であり、緊張状態にあるとき(心理的要因)のよだれは自律神経の働きによるものです。

食べ物の匂いを嗅いだ時や食事中

食べ物を見たり匂いを嗅いだりするときや食事中によだれが出るのは人間も犬も同じです。消化の準備のために自然とよだれが出てきます。

愛犬に食事やおやつを与える前に「待て」をしているときに、よだれが垂れているのを見たことがある飼い主さんは多いでしょう。

おもちゃなどを咥えている時

食事中だけでなく、おもちゃなどが口の中にあるときもよだれの量が増えます。このよだれも生理現象のひとつなので、あまり心配はいりません。

犬のよだれがついたおもちゃは定期的に洗って清潔にしよう。よだれを吸い込みやすいぬいぐるみや布製品などは特に入念に!

体温調整が必要な時

愛犬が暑そうにしているときや運動をした後によだれを垂らしているということもあるでしょう。これは体温を下げるために口を開けっ放しにし、呼吸による蒸散を行っているからです。

暑さが落ち着けば呼吸もよだれの量も元に戻りますが、異常な量のよだれが出ている場合は熱中症の可能性もあるので要注意です。

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車酔い

飼い主さんとのドライブ中によだれがたくさん出るという犬もいます。これは愛犬が緊張状態にあり自律神経の働きでよだれが出ているケースと車酔いのケースが考えられす。

どちらの場合もそのままでは症状が悪化する可能性が高いので、愛犬のよだれが多いなと感じたら、休憩をとって新鮮な空気を吸わせてあげてください。

病気

生理現象やストレスなどが原因のよだれは一時的に増えるだけですが、異常なよだれには病気が潜んでいる可能性もあります。

治療が遅れると命の危険がある病気もあるので、普段からよく愛犬のよだれの量を確認しておくことが大切です。

犬のよだれの原因として考えられる病気

よだれの量が増える犬の病気には以下のようなものがあります。よだれが増えるだけでなく、嘔吐や下痢、食欲不振など様々な症状がみられる場合は病気の可能性が高いので、早めに動物病院に行きましょう。

  • 熱中症
  • 誤飲・中毒
  • 胃拡張・胃捻転性症候群
  • 急性膵炎
  • 腫瘍(口腔内)
  • 歯周病
  • 口内炎
  • 舌炎
  • てんかん
  • 狂犬病
  • 犬ジステンパー など

歯周病

犬の歯に溜まった歯垢の中の細菌が原因となり、歯肉炎や歯周炎を起こす病気を歯周病といいます。歯周病になるとよだれが増えるだけでなく、放置しておくと歯が抜け落ちることも。

固まった歯垢を取るのは大変だから、日頃から歯磨きして歯垢を溜めないようにすることが大切!

熱中症

暑い季節には熱中症に注意が必要です。熱中症になると激しく口呼吸をしたり(パンティング)、よだれが多くなったりします。

愛犬の体が熱い、舌が赤くなっている、ぐったりしているなどの症状もみられたら要注意。涼しいところで水を飲ませたり水をかけたりして応急処置をしてください。

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口内炎・舌炎

犬も人間と同じように口内炎が起こることがあります。症状は口臭がきつくなったり、よだれが多くなったりするほか、飼い主さんに口を触られるのを急に嫌がるようになることも。

舌に炎症が起きる舌炎という病気では、よだれが増える、食べ方がおかしくなる、舌の一部がただれて赤や白に変色するなどの症状が出ます。

てんかん

てんかんは全身性のけいれんや意識障害などの症状が繰り返される脳の病気です。床を舐める、よだれが増える、くるくる回るなどの症状もみられます。

ポイント

てんかん発作は通常すぐに治まり、愛犬はまた元気になりますが、初めて発作が起きたときは一度動物病院で獣医師に相談しましょう。

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胃拡張・胃捻転症候群

大量のドッグフードを一気食いすることが原因で起こりやすい胃拡張は、大型犬によくみられる病気です。食後の数時間以内に発症し、息苦しそうにしたり、よだれが止まらなくなったりします。

胃拡張が悪化すると胃が捻れてしまう可能性も。胃捻転を起こすと血液循環なども滞り、とても危険な状態になります。

予防法

食事を小分けにし、給餌の前後は運動させないようにしましょう。早食い予防のフードボウルを使うのもおすすめです。

誤飲・中毒

食べ物でないものを飲み込んだときや中毒リスクのある食材を食べてしまったときなども、よだれが大量に出ることがあります。

中毒の場合よだれとともに嘔吐や下痢、痙攣発作、口から泡を吹くなどみられる症状は様々。普段から拾い食いをしないよう飼い主さんが注意してあげることが大切です。

よだれが出やすい犬の特徴は?

よだれが出やすい犬種や犬の特徴をご紹介します。個体差があるので、参考までにチェックしてみてください。

大型犬

大型犬は小型犬・中型犬に比べてよだれが出やすいといわれています。セントバーナードやボクサー犬、ゴールデンレトリーバーなどに顔を舐められ時、よだれがべっとりとついたという経験のある飼い主さんも多いでしょう。

短頭種

ブルドッグやパグなどの短頭種は激しく口呼吸をすることが多く、口を開けっ放しにしている時間が長い分よだれも出やすいです。

拾い食いの癖がある犬

散歩中やキッチンなどで何でも拾い食いをしてしまう犬は、異物を口にしてしまう可能性が高く、よく口に何か咥えていたり中毒になったりして、よだれが出ます。

こんな犬のよだれはすぐに病院へ!

以下のようなよだれは病気のサインの可能性があります。愛犬のよだれを毎日チェックしているという飼い主さんは少ないと思いますが、病気のサインを見逃さないためにも定期的にチェックしておきましょう。

  • 泡状のよだれ
  • 血液が混ざったよだれ
  • きつい臭いのするよだれ
  • 異常な量のよだれ

病気のところでもいくつかご紹介しましたが、上記のような異常なよだれだけでなく、他の症状もみられたら早めに動物病院へ連れていく必要があります。

嘔吐や下痢、ふらつき、泡を吹く、ぐったりしている、などの症状がみられるとき、異物を誤飲したときなどはすぐに獣医師に相談してください。

愛犬の元気がないのはなぜ?考えられる原因や対処法まとめ

犬のよだれやけの対処法

犬のよだれに関係するもので「よだれやけ(ひげやけ)」という症状があります。これはよだれに含まれた雑菌などが原因で口の周りの毛が茶色っぽく変色するもの。

被毛が薄い色の犬や口の周りに長い毛がある犬種によくみられます。放っておくとなかなか取れなくなるので、日頃からタオルで拭くなどして口周りを清潔に保ちましょう。

よだれやけになりやすい犬種はケアがしやすいように定期的に口元もトリミングしてもらうことをおすすめします。

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愛犬のよだれの異変に気付こう!

犬のよだれについてご紹介してきましたが、いかがでしたか?犬のよだれが出るのは生理現象のひとつであり、通常は心配する必要はありません。

ただし、異常な量のよだれが出るときや他の症状もみられるときなどは病気が原因となっている可能性もあります。日頃から愛犬のよだれが多くなるタイミングなどを知っておき、異変に気付けるようにしておきましょう。