家に子犬をお迎えし、これから食事や散歩などお世話をしていくという方は、愛犬にいつからおやつを与えて良いのか、どんなおやつなら安全に食べさせられるのか気になる方もいるでしょう。
ここではパピー期とも呼ばれる、生後0ヵ月〜1歳頃までの子犬の食事とおやつに関する気になる情報をまとめてご紹介します。おすすめの手作りおやつレシピもぜひ参考にしてください。
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子犬におやつを与えるメリットは?

初めて犬を飼う方は、犬のおやつが必要か?犬用ガムはいつから与えて良いのか?おやつはいつから?などたくさん気になることがあると思います。ペットショップに行くと子犬用のおやつも充実しており、どれを選べば良いか迷うこともあるでしょう。
ドッグフードは子犬に必要な栄養が計算されて作られているので、おやつなしでも問題はありません。ただ、おやつはトイレや散歩マナーのトレーニング、愛犬とのコミュニケーションツールとして役立ちます。
ガムなどの硬めのおやつを噛むことで、ストレス解消になったり、生え変わり時期の歯のかゆさを和らげたりするという効果も。あくまでメインはドッグフードで、おやつはご褒美・嗜好品と覚えさせることが大切です。
子犬に与えるおやつの量

市販のドッグフードに表示されている1日の適正量は、犬が1日に必要しているカロリー量です。そのため、ドッグフードにプラスしておやつを与える場合はその分ドッグフードを減らしてバランスを取る必要があります。
愛犬に与えるおやつの量の目安は、1日に必要なカロリー量の10%程度です。これは成犬の場合なので、子犬の場合はさらに少なめの割合で、少しずつ与えるようにしてください。
子犬におやつを与える際の注意点

愛犬におやつを与える上で注意しておかなければならないのが、いつから?という時期的なことだけでなく、カロリーの過剰摂取にならないようにすることです。また、おやつを頻繁に与えていると食事のメインであるドッグフードを食べなくなることもあります。
子犬の場合は特に、成長のためにバランスよく栄養を取る必要があるので基本的にドッグフードのみで育てるのがおすすめです。

おやつの種類によっては歯にくっつきやすかったり、詰まったりすることもあります。大きすぎるもの、固すぎるもので歯や歯茎を傷つける可能性があることにも注意が必要です。
子犬のおやつはいつから?

犬は生まれてから約6週間は母乳で育てます。生後6週間頃になったら、1日3〜4回に分けてパピー用のドライフードを与え、子犬のおやつは生後3ヵ月以降から与えても良いとされていることが多いです。
生後2ヵ月・3ヵ月頃の子犬のおやつ

生後2ヵ月頃の子犬はまだあまり硬いドッグフードをうまく食べられないので、ドライフードをお湯でふやかして与える必要があります。
生後3ヵ月頃になったら徐々にドッグフードをドライのまま与え、少しずつ慣れさせましょう。パピー用のおやつは生後3ヵ月〜となっているものがほとんどです。しつけを開始するのもこの時期がおすすめなので、少量のおやつをご褒美に使うといいでしょう。
この時期におすすめのおやつ

生後3ヵ月になるまではおやつを与えるのはおすすめしませんが、柔らかいチーズやソフトジャーキーなど生後2ヵ月から与えても良い市販品はあります。
しつけを開始したら、ボーロやさつまいもスティックなど、柔らかいおやつをご褒美に与えて大丈夫です。
<材料>
・米粉 50g
・溶き卵 大さじ1
・犬用ミルク 大さじ1〜2
- すべての材料を混ぜて生地がひとつにまとまるまでこねる
(水分量は米粉とミルクで調整) - 小さく丸めて170度に予熱したオーブンで15〜20分加熱したら完成
生後30日頃から幼犬用のボーロタイプのおやつです。幼犬期に必要な栄養素を配合しており、美味しく食べながら愛犬の健康をサポートしてくれます。
生後4ヵ月・5ヵ月頃の子犬のおやつ

生後4ヵ月〜5ヵ月頃は知能の発達が最も盛んで、良いマナーを身につけさせるのに大切な時期です。乳歯が抜ける時期でもあり、歯がかゆくて届くものは何でも噛んでしまうという子もいます。
グラグラとしてなかなか抜けない乳歯の生え変わりを助ける役割もあるので、歯の状態を見ながら歯ごたえのあるドライフードや子犬用ジャーキーなどをおやつに与えるのもおすすめです。
おやつは少量しか与えられないので、好きなときに噛めるおもちゃもいくつか与えてあげてください。
この時期におすすめのおやつ

生後4〜5ヵ月は食べられるおやつの種類も増えて、少し固めのおやつも与えられます。それでもまだ成犬用のものは大きすぎたり固すぎたりするので、パピー用のジャーキーやクッキーを選ぶようにしましょう。
<材料>
・かぼちゃ 100g
・人参 60g
・薄力粉または米粉 60g
・オリーブオイル 大さじ1
- かぼちゃにラップをして電子レンジで約5分温め、裏ごしする
- かぼちゃ、すりおろした人参、薄力粉、オリーブオイルを混ぜ合わせる
- 犬が食べやすいサイズに丸め、160度のオーブンで約20〜25分加熱
(焦げやすい場合はアルミホイルをかける)

育ち盛りのパピーに嬉しいDHA、カルシウム、ラクトフェリンを配合した国産のおやつです。ほんのりミルク風味で甘く、トレーニングのご褒美にぴったり。生後3ヶ月から食べられます。
生後6ヵ月頃の子犬のおやつ

個体差はありますが、生後6ヵ月頃に永久歯が生えてきていろいろなものを噛みたがる子犬もいます。永久歯がまだ小さい時期はドライフードが食べ辛いこともあるので、様子を見てお湯でふやかしてあげましょう。
この時期には成犬と同じように食事の時間を決め、1日2回に分けてドッグフードを与えます。ただし、与えるのはパピー用のドッグフードです。
この時期におすすめのおやつ

歯磨きに慣れさせるよう、食事のあとに歯ブラシで磨いたり歯磨き用のガムをおやつに与えたりすることをおすすめします。しつけのご褒美には程よく歯ごたえのあるジャーキーなどを与えるといいでしょう。
<材料>
・ささみ 2〜3本
- ささみを薄くスライスする
- クッキングシートを敷いた天板に並べ、200度に予熱したオーブンで約25分加熱して冷ましたら完成
生後3ヶ月頃から1歳頃までの成長期の子犬におすすめのおやつです。鶏レバーを使用し、鉄分やビタミンAを強化。程よいやわらかさで、手でちぎって与えることができます。
生後7ヵ月〜1歳頃の子犬のおやつ

生後7ヵ月〜1歳頃には永久歯が生え揃います。食事のメインとなるドッグフードはパピー用から徐々に成犬用のものに切り替えていってください。
一気に変えるとお腹を壊したり、食べたがらなかったりすることもあるので、これまでのドッグフードに少しずつ新しいドッグフードを加える形で1週間ほどかけて切り替えることをおすすめします。
この時期には1日に必要なカロリー量も増えているので、食事とのバランスを考えながら新しいおやつを与えてみましょう。
この時期におすすめのおやつ
永久歯が生え揃った頃には成犬とほとんど同じおやつが食べられます。噛み応えのあるガムやジャーキーなどを与えて、ストレス発散や歯石予防に役立てましょう。
<材料>
・犬用ガム(細めのもの)
・鶏むね肉 適量
- 鶏むね肉をスライスし、麺棒で叩いて薄くする
- 犬用ガムに鶏肉を巻きつけて170度に予熱したオーブンで30分
(途中で一度ひっくり返す) - そのまま冷めるまでオーブンに入れておき、乾燥させたら完成

生後10ヶ月から1歳頃になる子犬には噛み応えのあるこちらのガムを与えてもいいでしょう。ミルクの香りで嗜好性が良く、天然牛皮を使用しているのである程度長持ちします。
ガムはいつから与えて良い?

犬が喜ぶ定番おやつのひとつであるガムは、永久歯が生え揃ったタイミング(1歳頃)から与えることをおすすめします。
商品のパッケージに対象年齢が記載されているので、その条件を守って与えるようにしましょう。子犬にガムを与える場合は必ずパピー用のものを選ぶようにしてください。

摂取量に注意して安心・安全のおやつを与えよう

しつけトレーニングなどのご褒美としてよく活用される犬のおやつ。犬が喜ぶのでたくさんあげたくなるかもしれませんが、肥満や偏食、歯石の原因になる可能性があることには注意が必要です。
子犬の成長におやつは必ず必要なものというわけではありません。基本的にはドッグフードで栄養を与え、おやつはごく少量に。歯がかゆそうなときはおもちゃを与えるなどしてうまくカロリーコントロールをしましょう。