小さな体にふわふわの被毛、つぶらな瞳が特徴のポメラニアン。国内での飼育数の多い人気犬種のひとつですが、近年はそんなポメラニアンと他の犬種を両親に持つミックス犬も人気が高まっています。
ここではポメラニアンのミックス犬を11種ご紹介！それぞれのミックス犬の外見や性格の特徴や傾向をチェックしていきましょう！どの犬種でもミックス犬はどちらの親の特徴が強く出るかで、見た目が大きく変わるので参考程度にしてください。
Table of Contents
ポメラニアンのミックス犬①ポメチワ
＜両親の犬種＞ポメラニアン×チワワ
ポメラニアンとチワワという小さくて可愛らしい人気犬種同士のミックス犬。被毛はポメラニアンのようにふさふさで華やかな印象に。抜け毛がとても多いので、日頃からこまめなブラッシングをし、定期的にトリミングを行う必要があります。
ポメチワは、好奇心旺盛なポメラニアンの性格と活発なチワワの性格が合わさり、元気いっぱいで遊ぶのが大好きな子が多いです。どちらの犬種も警戒心が強いところがあるので、知らない人や他の犬に激しく吠えてしまうことも。
子犬のうちから社会性を身につけさせ、飼い主さんの指示で吠えるのをやめるようしつけしておくことが大切です。
チワワの種類は？被毛タイプ・体型・毛色を種類別にご紹介
ポメラニアンのミックス犬②ポメプー
＜両親の犬種＞ポメラニアン×トイプードル
人気犬種No.1に選ばれることが多いトイプードルとポメラニアンのミックス犬です。見た目はポメラニアンの特徴が強く出やすく、目や尻尾、マズルなどはポメラニアン寄りという子が多いです。
耳はトイプードルの垂れ耳とポメラニアンの立ち耳の特徴が合わさり、半立ち耳になることも。足はポメラニアンより長めになる傾向があります。
ポメプーはとても甘えん坊で飼い主さんに従順な性格です。しつけがしやすいので、犬を飼うのが初めての方にもおすすめです。
トイプードルの人気ミックス犬9種！見た目の特徴や性格まとめ
ポメラニアンのミックス犬③ポメ柴
＜両親の犬種＞ポメラニアン×柴犬
ポメラニアンと柴犬のミックス犬はポメ柴と呼ばれ、近年人気が高まっています。体高25〜34cm、体重6〜8kgほどと豆柴のようなサイズ感で、室内でも飼育しやすいのが人気の理由でしょう。
外見は柴犬の特徴が強く出ることが多いですが、ポメラニアンの被毛の特徴を受け継ぎ、毛がふわふわで長めになることもあります。特に胸元は長い毛で華やかな印象に。
性格は社交的で飼い主さんに対して愛情深いという傾向があります。飼い主と認めてもらい、信頼関係を築くことがポメ柴のしつけにとても重要です。ポメラニアンの甘えん坊な性格も合わさり、飼い主さんが大好きでたまらないという子に育つでしょう。
ポメラニアンのミックス犬④ポンスキー
＜両親の犬種＞ポメラニアン×ハスキー
小型犬のポメラニアンと大型犬のハスキーのミックス犬はポンスキーと呼ばれます。ハスキーを一回り小さくしたような見た目で、凛々しさと可愛さを併せ持っているのが特徴です。
ハスキーの特徴が強く出ることが多いですが、ポメラニアンのような丸い顔やふわふわの被毛でぬいぐるみのような印象に。
ポメラニアンもハスキーも活発な性格をしているので、ポンスキーも体を動かすことが大好きです。運動不足にならないよう毎日の散歩や遊びは欠かせません。ハスキーのやんちゃな性格が出ることもあるので、お留守番トレーニングはしっかり行っておきましょう。
ポメラニアンのミックス犬⑤ポメックス
＜両親の犬種＞ポメラニアン×ダックスフンド
ポメラニアンとミニチュアダックスフンドのミックス犬はポメックスと呼ばれ、室内犬として人気のミックス犬のひとつです。胴はポメラニアンより長めに、手足はポメラニアンより少し短めになります。
耳はダックスフンドのような垂れ耳になることが多く、マズルも長めです。首回りはポメラニアンのようにふわふわで長い毛に覆われます。
ポメックスは甘えん坊な性格の子が多いです。どちらの犬種も賢く飼い主に従順なので、しつけがしやすいといわれています。甘やかしすぎるとわがままになってしまうので注意が必要です。
ダックスフンドの種類は？サイズ・毛質・毛色に分けてご紹介
ポメラニアンのミックス犬⑥ポメパグ
＜両親の犬種＞ポメラニアン×パグ
ポメラニアンとパグのミックス犬、ポメパグはパグの外見によく似ることが多いです。ぺちゃっと潰れた鼻やとても大きな瞳など目から口元はパグそのもの。
耳や被毛はポメラニアンの特徴を受け継ぎ、立ち耳になったり、パグより長めの毛になったりもします。
性格はマイペースでおっとりとしている子、警戒心が強い子など様々。子犬の頃に多くの犬や人とふれあわせることで、フレンドリーになり、吠え癖も抑制されるでしょう。
ポメラニアンのミックス犬⑦シーポメ
＜両親の犬種＞ポメラニアン×シーズー
ポメラニアンとシーズーのミックス犬はシーポメと呼ばれます。平均体重は5〜8kgほどで、被毛は毛量が多くもふもふとしているのが特徴です。
耳は垂れ耳になることもあれば、ポメラニアンの特徴が出て半立ち耳になることも。マズルはシーズーのように短めとなることが多いです。
性格は警戒心が強い子が多く、時に頑固な一面もみせます。飼い主さんの言うことは聞くよう、信頼関係を築き、しつけしていくことが大切です。
ポメラニアンのミックス犬⑧ポメマル
＜両親の犬種＞ポメラニアン×マルチーズ
ポメマルはポメラニアンとマルチーズのミックス犬です。小型犬サイズですが、ポメラニアンの毛質が強いと被毛にボリュームが出て体がひとまわり大きく見えます。
顔はマルチーズに似ることが多く、短いマズルや垂れ耳、鼻周りの長めの毛が特徴的です。背中に向けて巻いている尻尾もポメマルの魅力のひとつでしょう。
性格には個体差がありますが、他の犬や人にもフレンドリーな子が多いです。小さな体ですが、勇敢な一面もあり、自分より何倍も大きな犬にも立ち向かうことがあります。
ポメラニアンのミックス犬⑨ポメヨン
＜両親の犬種＞ポメラニアン×パピヨン
ポメラニアンとパピヨンのミックス犬はポメヨンと呼ばれ、ふわふわの毛で覆われたゴージャスな見た目が特徴です。特に首回りはポメラニアンのような長毛に。
小型犬サイズで、毛色はパピヨンの毛の色を受け継ぐことが多く、ホワイトとブラウン、ホワイトとブラックなどになります。
性格はどちらの犬種も人懐こいため、子どもがいる家庭にもおすすめです。神経質な一面もあるので、ストレスを溜めさせないよう注意してあげましょう。
ポメラニアンのミックス犬⑩ポメキー
＜両親の犬種＞ポメラニアン×ヨークシャーテリア（ヨーキー）
ポメラニアンとヨークシャーテリアのミックス犬はポメキーと呼ばれます。体高は20cm前後、体重は3kgほどの小型犬サイズです。
子犬の頃はポメラニアンのような外見でも、成長するにつれてヨークシャーテリアの面影が出てくることがあります。どんな変化が見られるか成長も楽しみになりますね。
どちらの犬種も賢く、スムーズにコマンドを学んでいく子が多いですが、気が強いところもあるので甘やかしすぎには要注意です。
ポメラニアンのミックス犬⑪ポメコギ
＜両親の犬種＞ポメラニアン×コーギー
ポメコギはポメラニアンとコーギーのミックス犬です。ポメラニアンよりやや胴長になり、耳はコーギーのような尖った立ち耳となることが多いです。
被毛はポメラニアンの特徴が強く出て、ふわふわな毛に。目やマズルの長さもポメラニアン寄りになります。
ポメコギは穏やかな性格の子が多く、賢さもあるのでしつけがしやすいです。ただし、ポメラニアンの警戒心の強さが出ると吠え癖がつくこともあるので、子犬の頃から吠えをコントロールするしつけを行いましょう。
ポメラニアンのミックス犬まとめ
ポメラニアンのミックス犬についてご紹介してきましたが、いかがでしたか？ポメラニアンと他の犬種を両親に持つミックス犬は、個体差はありますが、ポメラニアンの被毛の特徴が強く出てふわふわの毛で覆われることが多いです。
成長につれて外見が大きく変わっていく子もいるので、その変化を楽しみにしておくのもいいかもしれません。個性を大事にしつつ、愛情たっぷりに育ててあげましょう。
ポメラニアンは甘えん坊？性格の傾向や飼い方のポイントまとめ
