愛犬にずっと同じドッグフードを与えているとアレルギーになると聞いたことがある方は多いかもしれません。ただし、新しいドッグフードにすることでアレルギー発症することもあり、なかなか選択が難しいところです。
ここではずっと同じドッグフードを与えることのメリットやデメリット、おすすめのフードローテーションの方法などをまとめてご紹介します。
Table of Contents
ドッグフードはずっと同じでもいい？
愛犬に毎日与えるドッグフードはずっと同じでいいという意見もあれば、複数の種類をローテーションした方がいいという意見もあります。
実際にずっと同じドッグフードでも美味しそうに食べ、健康上の問題もないというワンちゃんもいるので、絶対にダメというわけではありません。
ただし、デメリットやドッグフードを変えるべきタイミングについてはよく知っておいてください。
ドッグフードがずっと同じだとアレルギーになる？
人間と同じように犬もずっと同じものを食べ続けることで、許容量を超えてこれまで平気だった成分がアレルゲンとなる可能性があります。
逆に新しいドッグフードに切り替えたときに食物アレルギーが出ることもあるので、すでにアレルゲンがわかっていて愛犬に合ったドッグフードをみつけている場合はあえて変える必要はないでしょう。
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ドッグフードがずっと同じだとワンちゃんは飽きる？
毎日、そして何年も同じドッグフードを食べていると飽きてしまうのではないかと思う方もいるかもしれません。
犬にも味覚がありますが、人間のように曖昧な味まで区別することはできず、あまり味に飽きるということはないという意見もあります。
ドッグフードを急に食べなくなった場合は、体調不調であったりドッグフードが劣化して匂いが変わっていたりする可能性を疑ってみてください。
ずっと同じドッグフードを与えるメリット・デメリット
ずっと同じドッグフードを与えるのには以下のようなメリットとデメリットがあります。メリットとデメリットどちらを重要視するかは愛犬の体質や好みなどを考慮して判断してください。
- ドッグフード切り替え時に起こる消化不良のリスクがない
- カロリーを一定に保つことができる
- 複数のドッグフードを与えるよりアレルゲンを特定しやすい
- 切り替えに慣れずに急に変更する必要が出たときに胃腸に負担がかかる
- 継続して摂取した物質がアレルゲンになることもある
- 販売が終了したり災害で手に入らなかったりしたときにスムーズに新しいフードに切り替えにくい
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ドッグフードの変更が必要なタイミング
ずっと同じドッグフードを与えたいと考えていても、以下のようなタイミングではドッグフードを変更した方が愛犬のためになることが多いです。
子犬、成犬、老犬はそれぞれ必要となる栄養素の割合が異なります。子犬用のドッグフードは高カロリーのものが多く、成犬になっても同じものを与えていると肥満の原因になることも。
もしずっと同じものを与えたい場合は全年齢対象のドッグフードを選ぶようにしてください。
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体重の増減が激しいときや病気になったときなどもドッグフードの変更を検討する必要があります。
肥満になったらダイエット用のドッグフード、アレルギーを発症したときは低アレルゲンのもの、などと変更しましょう。腎臓病など内臓の病気がある場合は、療法食に切り替えが必要なときもあります。
療法食は獣医師の指導を受けて与えてね！
老犬になると味覚や嗅覚が衰えることで嗜好性が高まるワンちゃんもいます。食も細くなり少量で栄養をとらなければならなくなるので、もしこれまでのフードを食べなくなった場合は、食いつきが良いものに変えた方がいいです。
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フードローテーションについて
ずっと同じドッグフードを与えることのデメリットを避けるためにフードローテーションを取り入れている飼い主さんも多いです。
複数のドッグフードをローテーションするのには、特定のアレルゲンが許容量を超えてアレルギーを発症するというリスクを下げる目的があります。
定期的なドッグフードの切り替えにも慣れるので、病気などで急にドッグフードを変更しなければならないときにも比較的スムーズに切り替えられるのもメリットです。
おすすめのフードローテーション
フードローテーションは数ヶ月に1回程度がおすすめです。朝晩でローテーションすると同時に複数のドッグフードを買っておかなければならず、賞味期限内に使い切れないこともあります。
切り替えの頻度が多いとその都度、胃腸に負担がかかることもあるのであまりに頻繁に切り替えるのは控えてください。
季節ごとに異なるドッグフードをローテーションするのもおすすめです。暑くて運動量の減る夏は低カロリー、体を温めるためにエネルギーを使う冬は高カロリーのドッグフードを選ぶといいでしょう。
ドッグフードの与え方は柔軟に！
ずっと同じドッグフードを与えることには、カロリーが一定で健康管理しやすかったり、切り替え時の消化不良などのリスクを避けたりできるメリットがあります。
ただし、アレルギーを発症したり急に切り替えが必要になったときに切り替えづらかったりするというデメリットも。愛犬の食いつきや健康状態を見ながら、程よい頻度でフードローテションをしていくことをおすすめします。
