日本で犬のドッグフードの定番といえば、鶏肉や牛肉が原材料に含まれるものですが、それらがアレルゲンとなって食べられないというワンちゃんも少なくありません。
そこでおすすめなのが低アレルゲンとされるカンガルー肉をメインに使用したドッグフードです。カンガルー肉が犬の食事におすすめの理由や原材料にカンガルー肉が含まれるおすすめ商品をまとめてチェックしていきましょう。
Table of Contents
愛犬のドッグフードにカンガルー肉が人気
カンガルー肉を食べる習慣のない日本では自分もカンガルー肉を食べたことがないし、愛犬にも与えたことがないという方が多いでしょう。しかし、オーストラリアではカンガルー肉はバーベキューなどでよく使用される食材であり、ドッグフードの定番の原材料でもあります。
カンガルー肉を使用したドッグフードや犬のおやつには、飼い主さんにとっても愛犬にとっても嬉しい効果が期待できるため、日本でも徐々に注目されるように。これまで与えたことがない方も、ぜひ愛犬の食事やおやつでカンガルー肉を試してみてください。
カンガルー肉のドッグフードが人気の理由
カンガルー肉を使用したドッグフードがなぜ人気なのか気になりますよね。あまり知られていませんが、カンガルー肉には以下のような特徴があり、ドッグフードとしてだけでなく、人用の食材としても注目されています。
日本でもオーストラリア直輸入のカンガルーステーキなどがオンラインショップで購入できるので、気になる方は調べてみてください。
高タンパク・低カロリー
カンガルー肉は高タンパク・低カロリーです。他の肉と比べてたんぱく質が多く、脂肪分が非常に少ないため、減量中のワンちゃんや太りやすいワンちゃんの食事にもおすすめ。
カロリーを抑えつつ、しっかりと必要な栄養を摂ることができるのが魅力です。
犬のダイエット方法!肥満の目安や気をつけるべき病気もご紹介多価不飽和脂肪酸が豊富
カンガルー肉の脂肪のうち、約4割が多価不飽和脂肪酸です。多価不飽和脂肪酸は血圧を抑える効果があり、心臓機能の維持や脳梗塞、高脂血症などを予防するのに役立つとされています。
愛犬が健康で長生きできるよう、若いうちからこれらの病気予防を心がけておきたいところです。
共役リノール酸で肥満対策
カンガルー肉は他の肉類に比べて共役リノール酸がかなり多く含まれているのも特徴です。この成分は脂肪燃焼や代謝促進などの効果があるとされ、ダイエット中の食事にもぴったり。
避妊や去勢手術後は太りやすくなるので、手術を機にカンガルーのドッグフードに切り替えるという方もいます。
カンガルー肉の効果って?愛犬におすすめしたい3つの理由アレルギーの愛犬にカンガルー肉のドッグフード
カンガルー肉は栄養価が高いだけでなく、低アレルゲンの食材としても知られています。犬のアレルゲンになりやすい食材には以下のようなものがありますが、これらにアレルギー症状が出る子もカンガルー肉は問題なく食べられる可能性が高いです。
牛肉、鶏肉、羊肉、大豆、米、とうもろこし、じゃがいも、卵、牛乳など
牛肉や鶏肉が使用されているドッグフードは多く、アレルギーのある愛犬のドッグフード選びに困っているという方もいるでしょう。そんな方は、一度カンガルー肉が原材料のドッグフードを試してみてはいかがでしょうか。愛犬も気に入ってくれるかもしれませんよ。
犬のアレルギーの原因は何?症状や対処法まとめカンガルー肉のドッグフード商品
カンガルー肉を使用したドッグフード商品をいくつかご紹介します。価格は販売店によって大きく異なるので、参考程度にしてください。
種類が豊富で動物病院でも推奨されることの多いロイヤルカナンのドッグフード。セレクトプロテイン(カンガルー&オーツ)は、食物アレルギーによる皮膚疾患および消化器疾患の犬向けに開発された食事療法食です。
アレルゲンとなりにくく消化性の高いカンガルー肉とオーツを使用し、アレルギーのワンちゃんが安全に効率よく良質なたんぱく質を摂れるようになっています。
内容量 | 1kg |
---|---|
参考価格 | 1,700円 |
原材料 | オーツ麦、カンガルー、キャノーラミール、動物性油脂など |
原産国 | アメリカ |
<成分(100gあたり)>
・たんぱく質:18.0%以上
・脂質:12.0%以上
・粗繊維:4.2%以下
・灰分:7.0%以下
・水分:9.5%以下
・372kcal/100g
100%オーストリア産のカンガルー肉を使用しており、アレルゲンとなりやすい穀物を含まないグレインフリーのドッグフードです。オメガ3&6脂肪酸もバランスよく配合されているので、皮膚や被毛の健康維持にも役立ちます。
全ライフステージに対応しているので、愛犬が気に入った場合は長く与えられるのもポイントです。値段は高めなので最初は400gのものを買ってみるといいかもしれません。
内容量 | 800g |
---|---|
参考価格 | 3,080円 |
原材料 | カンガルー生肉、フィッシュミール、えんどう豆など |
原産国 | ニュージーランド |
<成分(100gあたり)>
・粗タンパク質:29.0%
・粗脂肪:17.0%以上
・粗繊維:4.0%以下
・灰分:10.0%以下
・水分:10.0%以下
・約365kcal/100g
オーストラリアの大自然で育った野生のカンガルーのお肉を使用したドッグフードです。低アレルゲン、低脂肪のカンガルー肉にりんごを加えることで、ペクチン(胃に優しい食物繊維)も豊富に。
りんご以外にもベリー類、パパイヤ、マンゴーなど様々なフルーツが使用されています。また、バジル、カモミール、ペパーミントなどのハーブ類が沢山使用されているのも特徴です。
内容量 | 1.8kg |
---|---|
参考価格 | 5,390円 |
原材料 | ドライカンガルー肉、ポテト、タピオカ、エンドウ豆など |
原産国 | ニュージーランド |
<成分(100gあたり)>
・たんぱく質:22%以上
・脂質:11%以上
・繊維質:6%以下
・灰分:11%
・水分:10%以下
・340.9kcal/100g
愛犬におすすめしたいカンガルー肉のおやつ
カンガルーを使用したドッグフードをメインの食事として与える前に、おやつを試してみたいという方におすすめの商品をご紹介します。間食やトレーニングのご褒美として与え、愛犬の食いつきをチェックしましょう。
カンガルー肉をスライスして乾燥させたおやつです。程よいサイズのチップ状になっており、トレーニングのご褒美などとして少しずつ与えることができます。
マンチー(munchy)は英語で「もぐもぐ・空腹・スナック」などの意味です。美味しいカンガルー肉のスナックで空腹を満たす”もぐもぐタイム”を楽しんでもらいましょう。
内容量 | 100g |
---|---|
参考価格 | 1,500円 |
主な材料 | カンガルー肉 |
原産国 | オーストラリア |
<成分(100gあたり)>
・たんぱく質:50.0%
・脂肪:3.0%
・粗繊維:<0.1%
・ナトリウム:2.0%
カンガルー肉をスティック状に固めたもので、より長く楽しめるおやつです。歯ごたえがあるのでストレス解消や歯石取りの効果も期待できます。
脚骨やアバラ骨ほどは硬くないため、幅広い年齢の犬に対応しているのもおすすめポイントです。グルテン、グレイン、ラクトースなどを含まない完全無添加なので、安心して与えられます。
内容量 | 100g |
---|---|
参考価格 | 1.500円 |
主な材料 | カンガルー肉 |
原産国 | オーストラリア |
<成分(100gあたり)>
・たんぱく質:45.0%
・脂肪:5.0%
・粗繊維:<3.0%
・ナトリウム:2.0%
カンガール肉をハンバーグ状にした食べ応えのあるおやつです。活発でよく食べる中型犬や大型犬も満足してくれることでしょう。
低カロリーでたんぱく質が豊富なので、おやつとしてだけでなく、毎日のフードの一部として与えるのもおすすめです。アレンジして誕生日など特別な日のご褒美食にするのもいいかもしれませんね。
内容量 | 80g |
---|---|
参考価格 | 1,500円 |
主な材料 | カンガルー肉 |
原産国 | オーストラリア |
<成分(100gあたり)>
・たんぱく質:50.0%
・脂肪:3.0%
・粗繊維:<0.1%
カンガルー肉のドッグフードで悩みを解決!
カンガルー肉が人気の理由やおすすめの商品などについてご紹介してきましたが、いかがでしたか?カンガルー肉は高タンパク・低脂肪でダイエット中のワンちゃんにおすすめの食材です。
さらにアレルギー症状が出る可能性も低いので、牛肉や鶏肉にアレルギーがある愛犬にも安心して食べさせてあげられるかもしれません。なるべく無添加の商品を選び、愛犬により安全にカンガルー肉を楽しんでもらいましょう。