愛犬に無添加・安心の美味しいおやつを作ってあげたい方必見!食品乾燥機「フードドライヤー」を活用したおすすめのジャーキー・チップスレシピをご紹介します。
フードドライヤーはドライフルーツメーカーと呼ばれることもありますが、果物だけでなく野菜やお肉、お魚まで多くの食材を乾燥可能です。
ジャーキーや野菜チップスを手作りし、愛犬を喜ばせてあげましょう。レシピと合わせて、使用の際の注意点も要チェックです。
Table of Contents
犬の手作りおやつにはフードドライヤーが便利
フードドライヤーを使った犬の手作りおやつは、飼い主さんにとってもわんちゃんにとっても嬉しいポイントがたくさん。うまく活用できるようになると、おやつのレパートリーも増え、食事やしつけトレーニングもより楽しい時間になるでしょう!
- 無添加でも長期間の保存が可能
- 素材の旨味が凝縮され、美味しくなる
- 小さく軽くなり、持ち運びが楽になる
- 愛犬に合わせて適度なかたさに仕上げられる
- 複数のおやつを一気に作ることができる
フードドライヤーで作る犬のおやつ<お肉>
わんちゃんたちの大好物であるお肉をフードドライヤーで乾燥させると、旨味たっぷりの美味しいジャーキーができあがります。塩をふったら人間用のおつまみジャーキーにも。愛犬と一緒に手作りおやつを楽しみましょう!
牛肉・豚肉・鶏肉など好きなお肉を洗い、脂身は切り落とします。5mmほどの薄さに切ってフードドライヤーに重ならないようにおき、70度で約4時間。厚めのジャーキーを作る場合はフードドライヤー70度で〜約10時間で調整してください。
フードドライヤーでの加熱が終わったら仕上げに130度に予熱したオーブンで10分加熱し、細菌を確実に死滅させます。
お肉の脂身はフードドライヤーで乾燥できないので、脂身が少ないお肉を選びましょう。鶏ささみ、鶏胸肉、ヒレ肉などが脂身が少なく、下準備が楽です。
- 密閉容器で冷蔵保存:〜3週間
- 密閉容器で冷凍保存:〜3ヶ月
フードドライヤーで作る犬のおやつ<お魚>
ジャーキーといえばお肉が定番ですが、魚をフードドライヤーで乾燥させた魚のジャーキーもおすすめです。猫ちゃんはもちろん、わんちゃんで魚が大好きな子もいます。お肉ジャーキーに飽きた時はお魚ジャーキーを手作りして与えてみましょう。
魚の皮と骨を取り除き、好みの厚さにスライス。フードドライヤーに重ならないようにセットし、70度で約4時間加熱します。
そこからは様子を見ながら好きなかたさになるまで追加で加熱していきます。仕上げに130度に予熱したオーブンで10分加熱したら完成。
塩分の過剰摂取にならないよう、塩鮭・塩鯖などは避ける。生鮭やマグロ、生鯖などがおすすめです。骨なしの魚を購入すると骨を抜く作業が省けます。
- 密閉容器で冷蔵保存:〜3週間
- 密閉容器で冷凍保存:〜3ヶ月
フードドライヤーで作る犬のおやつ<野菜>
野菜の多くは犬が食べても安心なので、フードドライヤーで野菜チップスを作って、様々な野菜をおやつにしてあげてはいかがでしょうか。料理で使う野菜の端を少しずつフードドライヤーに並べ、次の日のおやつにしましょう!
愛犬の好きな野菜を5mmほどの薄さにスライスします(じゃがいもやさつまいもは一度水にさらしておく)。フードドライヤーに並べ、70度で12時間加熱。
水分量や厚さによって時間は調整してください。乾燥してパリパリになったら野菜チップスの完成です。
犬の手作りおやつでよく使われるじゃがいもやさつまいも、かぼちゃ、にんじんの他、さやいんげんやレンコンをチップスにするのもおすすめです。
- 密閉容器で冷蔵保存:〜1ヶ月(セミドライの場合は〜1週間)
- 密閉容器で冷凍保存:〜6ヶ月
フードドライヤーで作る犬のおやつ<果物>
フルーツは水分が多い分加熱時間が長くなりますが、甘さがしっかりと感じられ満足度の高いおやつになります。出来上がったドライフルーツを細かく切ってご飯のトッピングにするのもおすすめです。
果物の皮を剥き、種や芯をとって薄く切ります。フードドライヤーに並べて50度で8〜12時間加熱。加熱時間は使う果物の水分量や厚さによって大きく変わるので調整してください。
入れる段をフルーツによって分けておくと加熱時間が違っても簡単に取り出せて便利です。
いちごやりんご、マンゴーなどの他、膀胱炎や尿路結石の予防効果が期待できるとされるクランベリーのドライフルーツも大人気。りんごは栄養たっぷりの皮もそのまま使うこと。
- 密閉容器で冷蔵保存:〜1ヶ月(セミドライの場合は〜3日)
- 密閉容器で冷凍保存:〜6ヶ月
フードドライヤーでおやつを作る際の注意点
フードドライヤーで犬のジャーキーやチップスなどを手作りする際に気をつけるべきポイントをご紹介します。注意点を守り、安全・安心のおやつを作りましょう。
フードドライヤーで愛犬のおやつを作るときは、新鮮な素材を使い、カットしたらすぐにトレイに並べて加熱し始めてください。特にお肉ジャーキーやお魚ジャーキーを作る時は注意が必要です。
フードドライヤーのトレイは肉や魚、野菜、果物などたくさんの食品を生でのせるので使い終わったらよく洗って乾かすようにしましょう。
フードドライヤーのなかにはタイマーが内蔵されていないものもあります。長時間の加熱となり、電源を切るのを忘れてしまう危険性も。携帯や目覚まし時計のアラームもセットしておくことをおすすめします。
ジャーキーや野菜チップス、ドライフルーツは完全に乾いているようにみえても、フードドライヤーから出してすぐは熱さで蒸気が出ます。そのまま密閉容器に入れると中が湿ってしまうので、しっかり冷めてから密閉してください。
犬の手作りおやつレシピ集!注意点や長持ちさせる方法も徹底解説ジャーキーやチップスを手作りするのが難しい時は…
愛犬に無添加のジャーキーやチップスを与えたいけれど、手作りは難しそうという方にはDOGOHのおやつがおすすめです。シンプルな材料で素材の味がしっかり楽しめる、ワンちゃんたちにはたまらないおやつがたくさん。
なかでもおすすめのジャーキーとチップスをご紹介します。
国内のジビエ料理専門業者から仕入れたヒューマングレードの鹿肉を使用したジャーキー。48時間じっくり乾燥して水分を抜いた後、燻製にしています。
味わいながら噛み噛みすることで、ストレス解消や歯磨き効果も期待できます。
- 原材料 :鹿肉
- 原産国 :日本
- 内容量 :100g
- 賞味期限:製造後3ヵ月
- 保存方法:高温多湿・直射日光を避ける
普段のジャーキーはすぐに食べ終えてしまって物足りなさそう?と感じたらカンガルージャーキーを与えてみてはいかがでしょうか。一般的なジャーキーより少し固めで、高たんぱくなのが魅力です。
カンガルー肉は低アレルゲンの食材でもあるので、牛肉や鶏肉にアレルギーのあるワンちゃんにもおすすめです。
- 名称:犬用間食
- 原材料:カンガルー肉
- 内容量:サイズに応じる
- 消費期限:製造から12ヵ月
- 保存方法:高温多湿、直射日光を避ける
カンガルー肉をスライスして乾燥させたおやつです。程よいサイズのチップ状になっており、トレーニングのご褒美などとして少しずつ与えることができます。
マンチー(munchy)は英語で「もぐもぐ・空腹・スナック」などの意味です。美味しいカンガルー肉のスナックで空腹を満たす”もぐもぐタイム”を楽しんでもらいましょう。
- 名称:犬用間食
- 原材料:カンガルー肉
- 消費期限:製造から12ヵ月
- 保存方法:高温多湿、直射日光を避ける
フリーズドライの犬用おやつも人気
フードドライヤーを使ったおやつとともにおすすめなのがフリーズドライの犬用おやつです。フードドライヤーが加熱して乾燥させるのに対し、フリーズドライは、冷凍した食品を真空状態にして一気に水気を飛ばして乾燥させます。
フリーズドライ製法(真空凍結乾燥)でできた犬のおやつは、素材の栄養もほどんど損なわれず、添加物を使わなくても長期間保存が可能です。
手作りは難しいですが、市販で様々な食材を使ったフリーズドライの商品が販売されているのでぜひチェックしてみてください。
フリーズドライの犬用おやつ例
- 馬肉フリーズドライ
- チーズフリーズドライ
- 納豆フリーズドライ
- あずきフリーズドライ
- クランベリーフリーズドライ
フードドライヤーで愛犬のおやつを作ろう!
いかがでしたか?野菜や果物からお肉まで、様々な食材の水分を飛ばせるフードドライヤーは、ジャーキーやチップスなど愛犬のおやつ作りにも便利なアイテムです。手作りといっても材料をカットしてフードドライヤーの電源をオンにするだけ、ととても簡単!
愛犬に手作りおやつを作りたいけれど料理は苦手という方も、フードドライヤーを活用して美味しいおやつを作ってみてください。