愛犬が笑顔になったり、困った顔になったりとさまざまな表情をすると、その理由や愛犬の気持ちを知りたくなりますよね。
今回は犬が笑う・笑顔になる理由や気持ち、笑顔にみえて実は気をつけなければならないケースなどについてご紹介します。
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犬の笑顔にみえる表情
犬の表情のなかで笑顔にみえるのは、口角が上がり口が軽く開いている状態です。さらに力を抜いているときは下の犬歯がよくみえるように笑うことも。
舌をペロンと出した表情をみせるワンちゃんも多く、愛犬のかわいい表情につられて飼い主さんも笑顔になりますね。
犬が笑顔の時、目は嬉しそうにキラキラと輝いていたり、少し細めて優しい雰囲気になったりしています。口元も目元も合わせて観察し、愛犬の気持ちを探りましょう。
犬の笑顔の理由は?
愛犬が笑うのはなぜだろう?と気になったことがある飼い主さんも多いでしょう。犬の笑顔には嬉しいや楽しいという気持ち以外の理由もあります。4つの理由を知り、愛犬の気持ちを読みましょう。
犬はリラックスしているときに笑顔のような表情をみせます。信頼できる飼い主さんのそばで安心し、気持ちが緩んでいるとき優しい表情に。
口元でニコッと笑うのに加えて目を細めたり、頻繁にウインクしたりする場合、飼い主さんのことが大好き!という気持ちの表れです。
犬は飼い主さん以外に、ほかの犬や知らない人に対して笑顔をみせることもあります。この場合、笑顔のような表情で相手に敵意はないということを伝えている可能性が高いです。
反対に敵意があるときは、鼻にシワを寄せて前歯を見せて唸ったり、激しく吠えたりします。
犬は飼い主さんの行動をよく観察しているといわれています。飼い主さんの表情も観察しており、自分より立場が上と認識している飼い主さんが笑うのを真似して笑顔になっている可能性も。
愛犬が笑顔になるとかわいくて飼い主さんも笑顔になることが多いでしょう。笑顔の表情をみせたときに飼い主さんが喜んだのを覚えており、そうすればまた飼い主さんを喜ばせられると思って笑顔をみせているかもしれません。
犬の気持ちを知る方法!鳴き声・しっぽ・行動など徹底解説犬の笑顔の注意点
口角が上がり、笑顔のような表情にみえても「ハァハァ」と呼吸が早かったり、息苦しそうにしている場合は熱中症や中毒などの可能性もあるので注意が必要です。
また、背を低くしたり尻尾を下げたりしている場合は警戒しているという気持ちの表れかもしれません。表情以外に呼吸や動作なども観察して、愛犬の本当の気持ちを予測してください。
犬の呼吸が早い原因は?考えられる病気や注意すべき症状をご紹介笑顔で有名な犬種
どんなワンちゃんの笑顔もとてもかわいく癒されますが、中でも以下の犬種はとびっきりの笑顔をみせることで有名です。
- サモエド
- ポメラニアン
- ゴールデン・レトリーバー
- コーギー
笑顔で最も有名な犬種といえばサモエドではないでしょうか。「サモエド・スマイル」という言葉もあるほど、ニコッとした幸せそうな笑顔が印象的です。
そんなサモエドを先祖に持つポメラニアンもサモエドに負けない最高の笑顔をみせてくれます。
大型犬のゴールデン・レトリーバーもおっとりとした性格に似合う優しい笑顔で多くの人に癒しを。大きな耳が特徴のコーギーも口角をいっぱいに上げたかわいい笑顔で有名です。
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犬の笑顔の理由や気持ちについてご紹介してきましたが、いかがでしたか?犬の笑顔には嬉しい気持ち以外に敵意がないことを示したり、単に飼い主さんの真似をしていたり、などいくつかの理由があります。
笑顔にみえて実はストレスを感じていたり、警戒していたりすることもあるので注意も必要です。愛犬が安心して笑顔になれる環境を心がけ、かわいい笑顔にいっぱい癒されてくださいね。