Warning: Undefined variable $post in /home/r3166634/public_html/dogoh.jp/magazine/wp-content/themes/sango-theme-poripu/functions.php on line 12

Warning: Attempt to read property "ID" on null in /home/r3166634/public_html/dogoh.jp/magazine/wp-content/themes/sango-theme-poripu/functions.php on line 12
DOGOH OFFICIAL STORE

犬が震える原因や注意すべき症状は?対処法も解説

愛犬が震えていると寒いのかな?と思うかもしれませんが犬が震えるのには寒さ以外にも様々な原因が考えられます。一時的なものであまり心配のないものもありますが、危険な病気が原因で震えていることも。

ここでは犬の震えに関する気になる情報をまとめてご紹介します。原因や気をつけるべき症状、飼い主さんにできる対処法もチェックし、愛犬が快適に過ごせるようにしてあげましょう。

犬が震える原因は?

犬が震えている場合、主に以下のような原因が考えられます。一時的な震え以外の症状がなく、元気そうであればあまり心配はないといわれていますが、呼吸やうんちの状態など普段と変わったことがないかよく観察してください。

寒さ

犬が震える原因で多いのが寒さです。犬は寒いと感じたら身体を震わせることで体温を保とうとします。被毛に覆われており、寒さに強いように感じますが、以下のように寒さに弱い犬種も多いです。

<寒さに弱い犬種>
チワワ、トイプードル、ヨーク・シャーテリア、パピヨン、パグなど

このほかにも完全室内飼いの犬や子犬、シニア犬などは寒さに弱いとされています。愛犬が震えていたら、まず寒くないか室温を見直しましょう。

恐怖や不安

犬は恐怖や不安を感じて震えることがあります。雷の音や掃除機の音などが苦手なワンちゃんは多く、その音が聞こえると逃げようとしたり震えたりします。

痛い思いをした経験を覚えており、動物病院で怖くて震える子も。極度のストレスも震えの原因となり得ます。

犬のストレスの原因は?ストレスサインや解消法まとめ

加齢による筋力の低下

犬も人間と同じように加齢によって筋力が衰えてきます。そうなると立ち上がって自分の体重を支えたり、排便の時に力を入れたりする際に手足が震えることがあります。

痛み

病気やケガで身体のどこかに強い痛みを感じる場合、震えが生じることが多いです。愛犬の身体を触って嫌がる部分がないか日頃からチェックしておきましょう。

病気

犬が震える原因として心配なのが病気によるものです。震えの症状が出る病気はたくさんあり、特定が難しいので早めに動物病院で検査してもらうことが大切です。

犬が震える原因として考えられる病気

犬が震える原因として考えられる病気には以下のようなものが挙げられます。

  • 水頭症
  • 脳炎
  • 脳腫瘍
  • てんかん
  • 中毒
  • 脊髄の疾患
  • 肝機能不全
  • 腎機能不全
  • 低血糖

脳の病気である水頭症は先天性と後天性のものがあり、小型犬によくみられます。症状はふらつきや震え、意識障害などです。

てんかんの発作には体の一部がピクピクと震える程度のものから、全身が痙攣し意識を失ってしまうものまで様々です。てんかんについては以下の記事でご紹介しています。

玉ねぎやチョコレートなどを誤飲して発症する中毒症は放置すると命に関わる危険な病気です。もし愛犬が誤飲してしまった場合はすぐに動物病院へ連れて行ってください。

犬の痙攣発作の原因となる病気は?てんかんの症状や対処法も解説

犬が震えている時に注意すべき症状

愛犬が震えている時、以下のような症状がみられる場合は要注意です。すぐに獣医師に相談してください。

意識がない

てんかんの痙攣発作以外が原因で意識を失うことは稀ですが、シニア犬になってくると多臓器不全で意識を失うこともあります。痙攣発作が治まる前に再び痙攣発作が起こる重責発作は、緊急処置が必要なのですぐに獣医師に相談してください。

体温が異常に高い/低い

愛犬の体温が異常に高く、息苦しそうにしている場合は熱中症の可能性があります。涼しい場所に移動させ、体に水をかけたり、風をあてたりして冷やしながら動物病院へ。

低体温の場合はブランケットなどでくるみ、保温しながら動物病院へ向かってください。急激に体温を上げようとするとかえって危険なこともあるので注意が必要です。ドライヤーなどは使わないようにしましょう。

注意すべき犬の熱中症の症状とは?応急処置・対策をまとめてご紹介

嘔吐や下痢が続く

震えとともに嘔吐や下痢の症状がみられる場合は、病気の可能性が高いです。なかには中毒症などの緊急性の高い病気もあるので、早めに動物病院に連れて行ってください。

対処してもなかなか震えが止まらない

飼い主さんができる対処法を試しても愛犬の震えが止まらないという場合は、寒さやストレス、一時的なてんかん発作が原因でないと考えられます。多臓器不全や中毒などの可能性もあるのですぐに獣医師に相談しましょう。

犬が震えている時の対処法

愛犬が震えている時、原因によっては飼い主さんが対処することで震えが治まることも多いです。原因に予想がつくのであれば、以下のような対処法を試して様子をみてみましょう。

温かくする

寒い季節や水遊び、シャンプーの後などに愛犬が震えている場合は寒さが原因の可能性が高いです。冬には室内でも温度に気をつけ、水遊びやシャンプーの後は速やかに体を乾かすようにしてください。

寒さに弱いワンちゃんには散歩の際に洋服を着せてあげましょう。寝るときはペット用湯たんぽやブランケットなどを活用することをおすすめします。

ストレスの原因を取り除く

震えの原因が恐怖や不安、ストレスだと予想できる時はそのストレスの原因を取り除くよう心がけます。散歩中に怖がるのであれば、ルートや時間帯を変えてみます。

花火や雷の音が苦手な子には、おやつやおもちゃで気をひいたり、声をかけながら優しく撫でてあげて安心できるようにしてあげましょう。

獣医師に相談

寒い日や苦手なものが目の前にある時のみ震える場合は特に心配はいりません。しかし、あまりに頻繁に震えていたり、震え以外にも症状がみられる場合は一度獣医師に相談することをおすすめします。

犬の震えは病気が原因の可能性も!

犬の震えの原因や対処法などについてご紹介してきましたが、いかがでしたか?震えの原因が寒さやストレスなどの場合は、飼い主さんが対処・予防してあげることで震えることはなくなります。

しかし、震えとともに嘔吐や下痢の症状がみられたり、なかなか震えが治まらなかったりする場合は病気の可能性も。早めに動物病院に連れて行ってください。

温かくして冬も寒さに負けずにお散歩やお出かけを満喫しましょう!