小さな体とふわふわの被毛でぬいぐるみのような見た目をしているシーズー。国内での飼育数の多い人気犬種のひとつで、たくさんの人に愛されています。
ここではそんなシーズーの性格やシーズーを飼うときの注意点をまとめてご紹介します。シーズーが愛される理由をチェックしていきましょう。
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シーズーってどんな犬種?
シーズーは古くから中国の歴代王朝の宮廷犬として愛されてきた犬種です。1930年代にイギリスで犬種登録されたの後に日本へも輸出され、人気の高い家庭犬として国内でも多く飼育されています。
シーズーのサイズは体高は26.7cm以下、体重は4.5~8kgほどで小型犬種に分類されます。体格はがっしりとしており、特に毛を長く伸ばしていると実際のサイズよりとても大きく見えるのもこの犬種の特徴です。
シーズーの毛色はあらゆるカラーが認められており、個性も様々。日本ではゴールド&ホワイト、マホガニー&ホワイトの2色の毛色を持つシーズーがよくみられます。
日本ではあまりみかけませんが、単色の毛色を持つシーズー(ソリッド)や、ホワイトを含まない複数色の毛色を持つシーズー(パーティーカラー)も。
茶色の被毛に、鼻まで茶色っぽいシーズー(レバー)も海外ではみられます。
シーズーの性格
シーズーが家庭犬として人気が高いのは小型犬種で飼いやすいというのにプラスし、その性格も大きな理由となっています。もちろん個体差はありますが、シーズーの性格の傾向を簡単にご紹介します。
シーズーは穏やかでフレンドリーな性格とよくいわれます。飼い主さんに対してはもちろん、子どもやほかの犬、ペットとも仲良くできる犬種です。
おっとりとした性格のシーズーですが、遊ぶ時は元気いっぱい。飼い主さんとひっぱりっこをしたり、投げられたおもちゃを追いかけたりして夢中になって遊びます。
シーズーは賢く、物覚えが良いので比較的しつけがしやすい犬種です。しかし、子犬の頃に甘やかしすぎてしまうということを聞かなくなるので注意しましょう。
シーズーには警戒心が強い一面もあります。大きな物音などに驚き、激しく吠えることも。吠え癖がつかないよう、適切なしつけをしてください。
シーズーは毛色によって性格が違う?
シーズーは毛色のパターンがとても多く、細かいので毛色による性格の違いはないと考えられます。どんな見た目、性格の子も愛情たっぷりに育てて個性をいかしてあげてください。
シーズーを飼うときの注意点
シーズーを飼うときに注意しておきたいポイントをいくつかご紹介します。シーズーがかかりやすい病気についても知っておきましょう。
シーズーは太りやすい体質の犬種です。おやつの与えすぎや運動不足には注意し、肥満にならないよう気をつけてください。
毎日の散歩は肥満予防やストレス発散に効果的ですが、暑い時期には熱中症に注意し、散歩の時間帯や室内での温度調整にもよく気をつかいましょう。
シーズーの被毛は柔らかく、トリミングをしないと伸びて毛玉ができやすくなります。
毎日ブラッシングをして毛玉ができないよう注意し、短くカットした場合も2〜3日に一度はブラッシングしてください。
シーズーは以下のような病気にかかりやすいとされています。日頃から愛犬の様子をよく観察したり、定期的に健康診断を受けたりして病気の早期発見・治療につなげてください。
- 熱中症
- アトピー性皮膚炎
- 緑内障
シーズーの性格
シーズーの性格や飼うときの注意点などをご紹介してきましたが、いかがでしたか?
シーズーは基本的に誰に対してもフレンドリーですが、警戒心が強い一面もあり、しつけによっては吠え癖がついてしまうこともあります。
子犬の頃から吠えをコントロールするしつけをし、たくさん遊んでストレス発散させてあげましょう。