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手作りドッグフードのメリット・デメリット・ポイントを徹底解説

近年、愛犬に安心・安全の手作りドッグフードを作ってあげたいという飼い主さんが増えてきています。自分で選んだ食材で添加物などを含まず作れるので、アレルギーのあるワンちゃんも安心です。

しかし、愛犬の健康維持のために注意しておきたいことも。ここでは手作りドッグフードのメリットやデメリット、注意点などをまとめてご紹介します。

ドッグフードを手作りするメリット

ドッグフードを手作りするメリットはいくつかありますが、一番は自分で厳選して食材を選べるということでしょう。オーガニックやグルテンフリーの食材を選ぶなどして、愛犬の体質に合ったドッグフードにすることができます。

アレルゲンの食材を使っていない市販のドッグフードでも保存料や防腐剤などの添加物にアレルギー反応を起こすことも。手作りドッグフードなら完全無添加にすることもでき、安心して与えられます。

飼い主さんとほとんど同じ食材で調味料を加えないものを愛犬用に作り、一緒に食事しているような気分で楽しめるのも嬉しいポイントです。

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ドッグフードを手作りするデメリット

手作りドッグフードのデメリットは、手間と費用がかかることです。必要となる栄養やカロリーを計算したり、毎日調理したりするのが負担になるという方もいるでしょう。

また、手作りドッグフードには保存料が含まれないので賞味期限がとても短いのも欠点です。市販のドライフードは保存期間が長いため、大容量で販売されており、基本的に手作りドッグフードよりコスパがよくなります。

バランスよく栄養をとっているつもりでも、たんぱく質が過剰になったり、ビタミンやミネラルが不足したり、ということも。サプリメントで補う必要がでてき、さらに費用がかかります。

ドッグフードを手作りする際のポイント

ドッグフードを手作りする際の基本のチェックポイントを3つご紹介します。これから手作りドッグフードに挑戦しようと思っている方はまずこのポイントを守って、愛犬に合ったレシピを考えましょう。

食材

食材選びで気をつけておかなければならないのが、犬にとって危険な食材を避けることです。人間にとっては栄養豊富で美味しいものでも犬にとっては中毒性のある食材もたくさんあります。

以下の食材以外にも食べすぎると危険なものもあるので、初めての食材を使うときはその都度、犬が食べても大丈夫なものか確認してください。

犬に与えてはいけない食材例
玉ねぎ・ネギ・にんにく・アボカド・ニラ・ぶどう・レーズン・チョコレート・アルコールなど

栄養バランス

手作りドッグフードを作るときは栄養バランスを考えることもとても大切です。一食では問題なくても、継続して栄養が偏ると健康上の問題が出てきます。

動物性タンパク:炭水化物:野菜類=6:2:2」の割合を目安にすると良いでしょう。動物性タンパクには鶏肉や牛肉、豚肉、炭水化物には白米や玄米、じゃがいもなどが含まれます。

毎食このバランスでというのは難しいので、数日〜一週間単位で栄養バランスがとれるようにレシピ計画を立てることをおすすめします。

味付け

犬が食べて危険なものが入っていなければ、人間と同じレシピのものも与えられますが、犬用は味付けなしにしてください。調味料を加えると塩分過剰になったり、偏食の原因になったりします。

手作りドッグフードの種類・難易度

市販のドライフードから手作りご飯に切り替えようと考えている方は、愛犬のためにもまずは簡単なトッピングからスタートし、徐々に凝ったレシピに挑戦することをおすすめします。

Level1:トッピング

最初はドライフードにかけるトッピングを手作りにしてみましょう。チーズを細かくちぎったものや納豆など調理をしなくても簡単にいつもの食事に変化を加えられます。

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Level2:スープやお粥

具材を切って一気に茹でたり煮たりするだけのスープやお粥もドライフードに混ぜることで大満足の食事に。アレンジも簡単で愛犬の好みのお肉や野菜などを取り入れられます。柔らかいので噛む力の弱い老犬にもおすすめです。

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Level3:焼き料理

人気の家庭料理の定番であるハンバーグなどは犬も大好きです。スープなどに比べて少し手間はかかりますが、たまに作ってあげると喜ぶでしょう。

Level4:ドライフード

市販のドライフードのようなドッグフードは少し難易度が高いです。ドライフードの作り方でもご紹介しますが、たくさんの食材を下処理し、混ぜ、オーブンやフードドライヤーでしっかり水分を飛ばす必要があります。

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手作りドッグフードにおすすめの食材

犬が食べられる食材のなかで栄養価が高く、調理もしやすいおすすめ食材をご紹介します。買い物やレシピを考える際の参考にしてください。

肉・魚

鶏肉(ささみ・胸肉)・牛肉(赤身肉)・レバー・鮭・鯛・たら・マグロ

お肉やお魚は手作りドッグフードに必ず取り入れるべき食材です。お肉では鶏肉のささみが低カロリーとして知られ、よくダイエット食にも使われています。魚では比較的犬が消化しやすいとされている白身魚がおすすめです。

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野菜・果物

人参・キャベツ・じゃがいも・さつまいも・かぼちゃ・ブロッコリー・トマト・きゅうり・大根・レタス・舞茸・しいたけ・バナナ・りんご・いちご・スイカ

野菜や果物からはビタミンやミネラル、食物繊維が摂取できます。さつまいもやかぼちゃなどは甘みもあって犬が好む味です。きゅうりやスイカなどは水分もよくとれるので暑い日の食事にも。

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ご飯

白米・玄米・雑穀米

お米はしっかりと炊いてスープやお粥に使うのがおすすめです。消化もしやすく、愛犬のエネルギー源となります。玄米や雑穀米の方が白米より栄養豊富ですが、少し消化しづらくなるので、玄米や雑穀米は柔らかめに炊きましょう。

その他

納豆・豆腐・卵・かつお節

大豆そのものは生で与えない方が良いですが、納豆や豆腐などの大豆製品は愛犬の食事におすすめの食材です。またゆで卵が好きなワンちゃんもいます。卵からは良質なたんぱく質やミネラル、ビタミン類が摂取できます。かつお節はごく少量で味や香りがつくので、食欲を湧かせるのにぴったりです。

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手作りドッグフードを与える際の注意点

愛犬に手作りドッグフードを与える際に注意するべきことをご紹介します。レシピによっては市販のドッグフードと大きく変わるので、特に切り替え時は慎重に行う必要があります。

子犬には市販のドッグフードを

生後間もない子犬は母乳で育て、しばらくは子犬用の市販のドッグフードを与えるようにしてください。子犬の健康管理は難しいもので、子犬に必要な栄養やカロリーをバランス良く手作りドッグフードで…とはなかなかうまくいきません。

子犬のうちから手作りご飯のみを与えていると市販のドッグフードを全く食べなくなることも。生後6か月頃までは市販の子犬用ドッグフードを与え、手作りする場合も成犬になるまではトッピング程度にすることをおすすめします。

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切り替えは徐々に

市販のドッグフードから手作りご飯への切り替えは一気にではなく、徐々に行うようにしてください。

1日の食事のどちらか一回、いつものドッグフードにトッピングとして加えることから始め、少しずつ手作りご飯の割合を増やしていきましょう。1〜2週間かけて切り替えることをおすすめします。

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人肌程度に冷まして与える

手作りのご飯やドライフードは加熱するものがほとんどなので、出来たては熱々です。ホカホカの方が美味しいのではと思うかもしれませんが、犬は熱いものを食べるのが苦手です。

人肌程度に冷ましてから与えるようにしてください。冷蔵庫で保存していたドッグフードは電子レンジで少し温めてあげると匂いが強まり、食いつきがよくなることが多いです。

健康チェックをする

手作りドッグフードで新しい食材を使うと、これまで気付かなかったアレルギーを発症することもあります。食事のあとに軟便や嘔吐などの症状がないか、しきりに掻いたり手足を舐めたりしていないかなど注意してみておきましょう。

もし明らかな異変があったらその手作りドッグフードを与えるのをやめ、以前のドッグフードに戻してください。動物病院でアレルギー検査を受け、アレルゲンを特定しておくと食材選びの際に役立ちます。

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愛犬に合った手作りドッグフードを作ろう!

ドッグフードを手作りするメリットやポイントをご紹介してきましたが、いかがでしたか?手作りドッグフードには様々な種類があり、調べるとレシピもたくさん出てきます。

使ってはいけない食材・栄養バランス・味付けには気をつけ、愛犬の体質や好みに合った安全で美味しいドッグフードを作ってあげてください。