Warning: Undefined array key 4 in /home/r3166634/public_html/dogoh.jp/magazine/wp-content/themes/sango-theme-poripu/library/functions/prp_content.php on line 21
Warning: Undefined array key 4 in /home/r3166634/public_html/dogoh.jp/magazine/wp-content/themes/sango-theme-poripu/library/functions/prp_content.php on line 33
Warning: Undefined array key 4 in /home/r3166634/public_html/dogoh.jp/magazine/wp-content/themes/sango-theme-poripu/library/functions/prp_content.php on line 21
Warning: Undefined array key 4 in /home/r3166634/public_html/dogoh.jp/magazine/wp-content/themes/sango-theme-poripu/library/functions/prp_content.php on line 33
シルクのような被毛が特徴のマルチーズ。世界最古の愛玩犬と言われており、15世紀のフランスでは貴婦人の愛玩犬として親しまれてきました。日本でも1960年代から人気を集め、飼い犬としても常に上位を占めています。
マルチーズは小型犬ということもあり、散歩が必要という犬種ではありません。しかし近年では、散歩はマルチーズにも大切なことがわかってきました。
この記事ではマルチーズの散歩事情を詳しく紹介します。散歩するときのポイントや注意点も挙げていますので、ぜひ参考にしてみてください。
マルチーズの性格の傾向は?飼うときのポイントもTable of Contents
マルチーズの散歩デビューはいつ頃から?
マルチーズは小型犬ということもあり、散歩デビューのタイミングを逃す飼い主も多いでしょう。愛玩犬として人気のマルチーズは室内の運動でも十分ですが、外に出て散歩をするのは愛犬の健康維持のためにも大切です。
では、いつから散歩を始めたらいいのでしょう。
一般的に、犬の散歩はワクチンプログラムを終了したときが散歩デビューの時期と思っておいてください。ワクチン接種前に外で散歩をしてしまうと、細菌に感染するリスクが伴います。
どうしても外に出してあげたいときは、キャリーに入れたり抱っこしたりして、外の環境に触れさせるようにしてみてください.
≪ワクチンプログラムとは≫ 生まれてすぐの子犬は、母犬から母乳を飲むことで免疫を保っています。しかし、生後1ヶ月半~3ヶ月頃になると母乳からの免疫も減っていくため、感染症にかかるリスクが出てきます。そんな病気から子犬を守るために、予防として接種するのがワクチンプログラムです。 ワクチンプログラムは数回に分けて接種します。そのタイミングは以下の通りです。 ・生後8週以降:5種混合ワクチン ・生後11週以降:5種(または8種)混合ワクチン ・生後14週以降:5種(または8種)混合ワクチン ・生後110日前後:狂犬病ワクチン 混合ワクチンと狂犬病ワクチンの接種時期が重なるときは、それぞれ2週間程の間隔をあけると、愛犬の体にも負担をかけなくて済みます。 |
散歩デビューする前の準備期間も大切
マルチーズは人懐っこい性格の反面、知らない人やものに対しては恐怖心を持ちやすい犬種です。そのため、散歩デビューをいきなりするのではなく、徐々に外の景色や環境に慣れさせることも必要。
抱っこして近所を歩いてみるのもいいでしょう。また、外出するときはキャリーに入れてさまざまな環境を体験させると、散歩デビューしたときも怖がりにくくなります。
たくさんの人や犬と会える場所に出かけてみるのもおすすめです。
散歩デビューのために準備するもの
マルチーズの散歩デビューには最低限、次のものを用意しておきましょう。
- 首輪(ハーネス)
- リード
- エチケット袋
- ウォーターボトル
- 夜間用のライト
首輪(ハーネス)
室内では付けない派の方も、散歩中は首輪やハーネスを装着するようにしましょう。首輪やハーネスは、万が一迷子になったときでも捨て犬と間違えられる心配がありません。
犬のハーネスおすすめ15選!人気商品の特徴や価格をチェックリード
リードは散歩するにあたって必須アイテムですが、さまざまなタイプが出ています。初めのうちはスタンダードタイプでも問題ありませんが、散歩するコースや場所に応じてもう1種類用意しておくといいでしょう。
エチケット袋
エチケット袋は、散歩中にウンチをしたときに必要なものです。マルチーズの散歩量は決して多くありませんが、ウンチをする可能性もあるので必ず持っておくようにしてください。
ウォーターボトル
ウォーターボトルは、ウンチをしたときに水を流すために使うもの。ウンチは取ったけどそのままにしておくのはマナー違反です。必ずきれいに水で流すようにしましょう。
夜間用のライト
夜、散歩をするという方に必ず持ち歩いてもらいたいのがライトです。夜間の散歩は、周囲が見えづらいだけでなく、車や自転車に乗っている人からも見えにくいため、衝突やひき逃げの確率が高くなります。
夜間用のライトは小型タイプのものから首輪につけるタイプとさまざま。使いやすいものを吟味してみてください。
マルチーズに必要な散歩量は?
ここからは、具体的にマルチーズに最適な散歩量の目安を説明します。マルチーズは室内犬として飼われる犬種なので、多くの運動量は求められていません。しかし、散歩の頻度は可能な限り継続してみてください。
散歩の頻度はできれば毎日がおすすめ
マルチーズは運動量を求める犬種ではないものの、散歩の頻度は一般的な犬種と同じように毎日するのがおすすめです。可能であれば、朝晩の2回散歩に出かけるようにしてみてください。
マルチーズは室内で遊んであげるだけでも十分の運動量を確保できます。では、なぜ毎日散歩に出かける方がいいのでしょう。
その理由の1つに日光浴があります。日光浴はストレス解消に効果的といわれており、愛犬のストレスを軽減。さらに外での刺激を受けることは、マルチーズにとって社会性を身につけられます。
散歩にかける時間や距離は多くなくても良い
マルチーズの散歩にかける時間はさほど多くありません。1回の散歩につき、10~20分程度を目安に出かけてみてください。マルチーズは運動量が多くないため、時間や距離よりも1日の回数に重点を置く方がいいでしょう。
ただし、すべてのマルチーズが短時間で満足するわけではありません。あくまでも散歩中の愛犬の様子を見ながら、散歩にかける時間や距離を調整してみるのがおすすめです。
マルチーズの散歩で注意すること
マルチーズは犬種や性格の特徴から、散歩で注意することがいくつかあります。散歩の仕方によっては病気にかかる可能性もあるため、十分気を付けてください。
夏や冬は散歩の時間帯・距離に注意
マルチーズは、季節によって散歩の時間帯や距離に注意しなければいけません。マルチーズはアンダーコートがないため、体温調節がうまくできない犬種です。そのため、夏と冬は要注意。
夏は暑さが和らいでいる、早朝や夜に散歩へ出かけるようにしましょう。日中散歩に出かけると、熱中症や肉球が火傷する恐れがあります。犬は人間よりも地面からの照り返しの影響が受けやすいため、暑さから身を守ることが大切です。
次に冬ですが、マルチーズは寒さが苦手な犬種。冬の散歩は夏とは逆に、日差しが注いでいる気温の高い時間帯に散歩に出かけるようにしてみましょう。天候によっては、日中でも気温の低い日があります。そんなときは、保温性の高い洋服を着せて散歩に出かけるのもおすすめです。
散歩コースは階段や急な坂道を避ける
マルチーズを散歩させるには、散歩コースも注意が必要です。マルチーズは関節が弱いことが多く、散歩コースによっては足腰に負担がかかってしまいます。
散歩コースでは階段の上り下りは避けるようにしましょう。また急な坂道も足腰に負担をかけてしまいます。ほかにも、地面の固さに気を付けましょう。固い場所、逆に柔らかい場所も足腰の負担になるため、そのような場所を散歩するときは抱っこして対応してみるようにしてください。
散歩中歩くのを拒否しても無理に引っ張らない
散歩中、突如歩くのを嫌がる動作をすることがあります。このときは、リードを無理に引っ張らないようにしてください。もしかすると、その散歩コースで過去に怖い思いをした可能性があります。
どうしても歩きたがらないときは、抱っこしてその場を通り過ぎるようにしましょう。また、別の散歩コースを探してみるのもいいかもしれません。
雨や雪の日などは室内で運動を
雨や雪の日は、あえて散歩に出かける必要はありません。先ほども説明したように、マルチーズにはアンダーコートがないため、雨や雪の日に散歩に出かけると体を冷やす可能性があります。また、雨の日は肉球が傷つきやすいといわれているため、けがをする可能性も。
こんな日は無理をせず、室内で愛犬と思いっきり遊んであげるといいでしょう。室内で遊ぶときは愛犬がケガしないよう、障害物にも注意してください。
マルチーズの散歩は短時間で回数多めがベスト
散歩は、ストレス解消と社会性を身につける大切なものです。マルチーズは運動量が多くないため、散歩にかける時間や距離も少なくすみます。その分、なるべく回数に重点を置いて散歩に出かけるようにしてみてください。
マルチーズの体質から、散歩する季節や時間帯、散歩コースも注意が必要です。体温調節が難しい犬種のため、暑さや寒さ対策は万全にしましょう。また、ハードな道のりはマルチーズの足腰には負担がかかってしまいます。そんな場所は極力歩かせないよう心がけてください。