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ミニチュアピンシャーの抜け毛対策!美しい被毛を保つための秘訣とは?

美しい光沢の被毛が特徴のミニチュアピンシャー。好奇心旺盛で動き回るのが大好きなですが、飼い主の前では甘えん坊な性格をしています。

ミニチュアピンシャーは短毛なのでお手入れも簡単と思いがちですが、意外にも抜け毛が多い犬種なんです。なぜ抜け毛が多いのかは、ミニチュアピンシャーの被毛を見るとよくわかります。

ミニチュアピンシャーの抜け毛に悩んでいる方は、被毛の特徴やお手入れ方法を確認してみてください。

ミニチュアピンシャーの被毛について

ミニチュアピンシャーの被毛は、硬く短いのが特徴です。また美しい光沢を持っている被毛は、ミニチュアピンシャーならでは。

ミニチュアピンシャーの抜け毛に入る前に、まずは被毛の特徴を見ていきましょう。

被毛タイプ

ミニチュアピンシャーの被毛はスムースコートと呼ばれる毛質をしています。スムースコートとは、硬く真っ直ぐで短い毛のこと。代表的な犬種では、ミニチュアピンシャーやドーベルマンが挙げられます。

また、スムースコートとはほかにアンダーコートのないシングルコートになっているのも、ミニチュアピンシャーの被毛の特徴です。シングルコートは1年中、毛が生え変わりますが比較的抜け毛も少なく、お手入れが簡単だといわれています。

毛色

毛色にも特徴があるミニチュアピンシャー。大きく分けて3種類の毛色があります。またレッドと呼ばれる毛色には2種類。


それぞれの毛色の特徴は、以下の通りです。

毛色特徴
ディアーレッド赤みの強い毛色
ダークレッドブラウン暗っぽい赤茶色の毛色
ブラック&タンベースが黒で、タンは目の上や喉の下などに入っている
チョコレート&タンベースが濃いブラウンで、タンは目の上や喉の下などに入っている

≪タンとは≫
タンとは黄褐色のことで、模様のように入っている部分を指します。

ミニチュアピンシャーは抜け毛が少ない?

ここまで読んでみて「ミニチュアピンシャーは抜け毛が少ないのでは?」と思った方も多いと思います。

短毛でシングルコートのミニチュアピンシャーですが、実は抜け毛が多い犬種です。その理由は、新しい毛に生え変わるサイクルが関係しています。

ミニチュアピンシャーの被毛は、短いことから一定のところまでしか成長しません。アンダーコートがない分、ダブルコートに比べると抜け毛は少ないものの、シングルコートの生え変わりサイクルが早いため、毛が抜けるまでのサイクルも必然的に短くなります。

一般的に年2回の換毛期があるのに対し、ミニチュアピンシャーは年中抜け毛のある犬種。そのため、飼い主は抜け毛に悩まされるのです。

ミニチュアピンシャーの抜け毛対策

ミニチュアピンシャーの抜け毛は諦めるべき?いいえ、ミニチュアピンシャーの抜け毛は対策をすれば、かなり改善できます。

おすすめの抜け毛対策を紹介しますので、いつも抜け毛に悩んでいる方はぜひ試してみてください。

抜け毛対策①ブラッシング

抜け毛対策でいちばん大切なのは、日頃のブラッシングです。短毛で毛量が少ないミニチュアピンシャーにはあまりブラッシングの必要がなさそうですが、実はとても大切な抜け毛対策なんです。

ミニチュアピンシャーのブラッシングに使うブラシは2種類用意してください。1つ目は、抜け毛の除去に大きな仕事をしてくれるラバーブラシです。ラバーブラシはゴム製のブラシで、柔らかいのが特徴。

ラバーブラシは手のサイズに収まるぐらいのものを選びましょう。ブラッシング方法はやさしくマッサージするような感覚でするのがおすすめ。また毛の流れに沿ってブラッシングするようにしてください。

ラバーブラシは抜け毛を除去するだけでなく、血行促進にも効果的です。皮膚を傷つけにくいので、アンダーコートのないミニチュアピンシャーにもぴったり。

ラバーブラシでしっかりブラッシングしたら、仕上げは獣毛ブラシで光沢のある被毛を整えます。獣毛ブラシは動物の毛からできているので、水を使ってブラッシングするのはおすすめできません。水に濡れてしまうと、獣特有の臭いがします。雨の日で体が濡れているときも、獣毛ブラシは使わないようにしてください。

どうしても獣毛ブラシを使いたいときは、ミニチュアピンシャーの体を十分乾かしてから使うようにするといいでしょう。

抜け毛対策②シャンプー

皮脂汚れから抜け毛が起こる可能性もあるため、シャンプーも大切な抜け毛対策になります。

ミニチュアピンシャーのシャンプーのタイミングは、月1~2回ぐらいがおすすめ。シャンプー前には、ラバーブラシで十分ブラッシングをしておきます。ブラッシングすることで、不要な抜け毛と汚れを落としてくれるのでおすすめです。

シャンプーするときは、シャワーヘッドを体につけながら濡らしていきます。お尻から頭の順でシャワーすると、根本まで十分濡らせるので試してみてください。

シャンプーは水で薄めて、マッサージするように優しく洗います。しっかり体を洗ったら、頭からお尻にかけてシャンプー剤を洗い流していきましょう。

その後はタオルドライです。ミニチュアピンシャーは短毛なのですぐ乾きますが、タオルドライで水分を十分取っておくとあとが楽です。

最後はドライヤーをあてて、地肌までしっかり風を当てましょう。毛流れに逆らってラバーブラシでブラッシングすると、比較的早く乾きます。

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≪トリミングサロンを利用する場合≫
自分ではシャンプーできないという方は、トリミングサロンを利用するのもおすすめです。通う目安は月1回でも問題ありません。トリミングサロンではシャンプーのほかに爪切りや肛門腺絞りなどもしてくれるので、シャンプーコースを選ぶといいでしょう。金額の目安は3,000~4,000円ほどです。

抜け毛対策③洋服を着せる

ブラッシングやシャンプーをしても抜け毛が気になるという方は、ミニチュアピンシャーに洋服を着せてみるのもいいでしょう。常に洋服を着せるのは嫌がる犬もいるので、お出かけや来客時に着せるだけでも問題ありません。

また、ミニチュアピンシャーに洋服を着せるメリットは寒さ対策。ミニチュアピンシャーは短毛なので、寒さに弱い犬種です。冬、屋外に出かけるときは、洋服を着せてあげてみてください。

ミニチュアピンシャーの抜け毛が多い場合は病気の可能性も

ミニチュアピンシャーのように、被毛が短い犬種は皮膚疾患にかかりやすいといわれています。先ほど紹介した抜け毛対策をしてもまったく改善されない場合は、病気を疑ってみてもいいかもしれません。

実際にどんな病気の可能性があるのか、よくかかる病気を挙げてみました。抜け毛が激しい場合は、以下の症状がないかチェックしてみてください。

アトピー性皮膚炎

抜け毛が疑われる病気のひとつに、アトピー性皮膚炎があります。おもに3歳未満の子犬に発症が見られますが、大人になってもアトピー性皮膚炎にかかる場合も。

症状としては目や口の周りなどが赤くなりかゆがりますが、次第に抜け毛が起こり、皮膚も色素沈着し始めます。色素沈着した皮膚は硬くなるため、この症状が見られたら早めに動物病院で診てもらうようにしてください。

膿皮症

膿皮症は、毛穴に細菌が過剰に増える病気のこと。アトピー性皮膚炎と症状は似ており、赤い発疹があらゆる場所に現れます。症状がひどくなると、フケや抜け毛、色素沈着へと進行します。

膿皮症は感染症ですが、人へ移ることはありません。子犬の場合、膿を溜めた発疹ができることもあるため、早めの対処が必要です。

食物アレルギー

人間と同じく、犬にも食物アレルギーがあります。特定の食べ物や添加物で反応を起こし、皮膚炎やかゆみを引き起こします。ひどいときは腸炎になることも

食物アレルギーは、アレルギーに反応する食べ物を食べて比較的早く症状が見られますので、一度反応した食べ物は与えないようにしてください。

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パターン脱毛症

詳しい原因はわかっていませんが、若い時期に発症するパターン脱毛症。特徴的なのは、左右対称に脱毛が見られることです。おもに首から上に脱毛が起こります。毛が生えてきても薄いなと感じたら、パターン脱毛症を疑ってみてください。

パターン脱毛症には、かゆみや痛みはありません。これといった治療法はありませんが、ホルモン投与で改善する犬もいるため、一度動物病院で診てもらうといいでしょう。

抜け毛対策でミニチュアピンシャー光沢被毛をキープしよう

「ミニピン」で親しまれるミニチュアピンシャーの最大の特徴は、美しい被毛です。被毛のタイプから抜け毛はどうしても避けられませんが、最小限にとどめることは可能。今回紹介した抜け毛対策をして、抜け毛に悩まない日々を送ってみましょう。

抜け毛対策をしても改善されない場合は、一度動物病院に行った方がいいかもしれません。日々のコミュニケーションとともに、愛犬の体もチェックしてみてください。