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犬の噛み癖はどう直す?原因や対処法を知って危険を回避

犬と遊んでいると甘噛みされたり、たまたま手が犬の歯に当たってしまったりすることがあります。子犬の甘噛みではケガをすることは少ないですが、噛み癖がついたまま成長し、人を噛んでしまうと大怪我に繋がることもあり、大変危険です。

愛犬が噛む原因や噛み癖を直す方法を知り、人を傷つけたり、ものを壊したりしないようしっかりしつけをしましょう。

犬の噛み癖とは?

犬にとって噛むという行為は本能であり、抑えるとストレスが溜まってしまう欲求です。とはいっても人や家具など噛んではいけないものを頻繁に噛んでしまう場合、噛み癖がついていると考えられます。

子犬のうちは特に噛み癖がみられる子が多いですが、適切に対処することで噛み癖を直したり、噛んではいけないものを学んだりすることができます。

犬の噛み癖の危険性

人やものなど、自分のおやつやおもちゃ以外のものまで噛んでしまう噛み癖を放置しておくと、重大な咬傷事故を引き起こしてしまう可能性があります。

もし愛犬が人や他の犬を噛んでケガをさせてしまった場合、過失傷害罪に問われ、罰金が科されることも。外出中に人のものや公共のものを噛んで傷つけたり壊したりした場合も、飼い主さんが損害を賠償する責任を負います。

普段はおだやかで飼い主さんには絶対に噛みつかないという子でも、突然知らない人に触られたり、自分のテリトリーを侵されそうになったりした時に、噛んでしまうことがあるので噛み癖が直ったとしても十分注意が必要です。

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犬が噛む・噛み癖がついてしまう原因

多くの犬は噛むことが好きで、様々なものを噛むことでストレスを発散させています。なぜ愛犬が何でも噛んでしまうのか、噛み癖がついてしまう原因をチェックしていきましょう。

歯がむずむずする

犬は生後4〜5ヶ月頃から乳歯が抜け始め、生後7〜8ヶ月頃までに永久歯に生え変わってきます。この時期は歯牙脱換期と呼ばれ、歯や歯茎がむずむずするのを解消するために何でも噛みたがります。

噛むことで抜けきれない乳歯が抜けることもあるので、この時期の噛み癖は無理に止めさせる必要はありません。ただし、愛犬のおやつやおもちゃ以外のものを噛んだ時は適切に対処し、噛んではダメだということを学ばせましょう。

とにかく何でも口に入れたい時期だから、噛んではいけないなものは届くところに置かないでね!

ストレス

子犬のうちはよく甘噛みをしていても、成犬になれば噛み癖は直ることが多いです。しかし、引っ越しや新しい家族が増えた場合など、生活環境が変わるとストレスを感じ、噛み癖が出ることがあります。

運動不足でストレスが溜まっていたり、飼い主さんがあまり構ってくれなくて退屈だったりする時に何かを噛むことで気を紛らわしているかもしれません。

犬のストレスの原因は?ストレスサインや解消法まとめ

抵抗

嫌なことがある時に抵抗するように噛む子もいます。歯磨きやシャンプー、爪切りなどがとても苦手で、これらをされる時だけはたとえ飼い主さんにでも歯をむき出したり、噛んだりして抵抗する例も。

普段は噛み癖がなくても、ある特定のことをされると抵抗して噛むという場合は、なるべくその行為がストレスにならないような工夫が必要です。

防衛または攻撃

寝ている時に触られると急なことのに驚いて、防衛・攻撃行動として反射的に噛むことがあります。外出中に知らない人から触られそうになった時も、攻撃されると思い、自分を守ったり威嚇したりするために噛んでしまうことも。

人は噛まないけれど、他の犬に嚙みつこうとするなどの行動がみられる場合は、トラブルを避けるためにドッグランなどの利用を控えましょう。

執着心

執着心が強い子は、自分のおもちゃを触られた時や食事中に近づかれた時に唸ったり噛んだりすることがあります。過去におもちゃや食事を取り上げられた経験がこの行動の原因かもしれません。

噛み癖が執着心によるものと考えられる場合は、愛犬がひとりで遊んでいる時や食事中は邪魔しないようにしましょう。小さなお子さんが不意に近づくことがないよう注意してください。

犬の噛み癖を直す方法

犬の噛み癖を直すのには時間がかかることもありますが、ケガやものを壊す危険を回避するためにもしっかりしつけする必要があります。噛み癖のしつけには一貫性が重要です。ある時は噛んでも何も言われず、ある時は急に怒られた、ということがないようにしましょう。

どんな時も人を噛んではいけないということを学ばせる必要があります。

低い声で短く叱る

愛犬が人や噛んではいけないものを噛んだ時、低い声で短く叱ります。痛い、ダメ、止めなど複数の言葉を使うのではなく、一つに決めて家族全員が同じ言葉で叱るようにしてください。

高い声で叱ると飼い主さんが喜んでいると勘違いしてしまい、逆効果となることがあるので要注意。できるだけ低いトーンで叱り、毅然とした態度を貫きましょう。

しばらく無視する

犬に噛まれたら痛いかもしれませんが、何も反応せず別の部屋に行き、しばらく無視するという方法が効果的な場合もあります。

遊んでいたのに急に飼い主さんが構ってくれなくなった理由を考えさせ、噛んだら遊びが終わるということを学ばせます。しばらくして戻り、愛犬が噛まない場合は思いっきり褒めてあげましょう。

噛むおもちゃでストレスを発散させる

犬は噛むことでストレスを発散したり、歯のむずむずを解消したりしています。犬の生活空間に噛むものが何もないと、代わりにカーテンやスリッパなどを噛んでしまいます。

愛犬の月齢や口の大きさに合った噛むおもちゃを与え、いつでも噛めるようにしてあげてください。骨ガムやジャーキーなど、噛みながらデンタルケアもできるおやつもおすすめです。

苦味を感じるグッズを使う

犬の噛み癖を直すためのグッズも販売されています。天然の苦味エキスが含まれた液体を噛まれたら困るものにスプレーすると、噛んだ時に強い苦味を感じて以後、同じ場所を一切噛まなくなるとか。

噛み癖だけでなく、舐め癖にも効果的で、愛犬が舐める皮膚や足裏などにこのスプレーを使う飼い主さんもいます。

犬の噛み癖は予防できる?

愛犬に噛み癖をつけないようにするためには子犬の時の飼い主さんの行動がカギです。手を使って子犬をあやすと、人間の手をおもちゃと同じように遊ぶためのものと認識するようになる可能性があります。

ランダムに動く人間の手は犬にとってとても楽しく魅力的なおもちゃです。手とおもちゃはしっかり区別し、たとえ甘噛みでも噛ませるのはおもちゃだけにしてください。

一貫したしつけで犬の噛み癖を直そう!

犬が噛む理由や噛み癖がついてしまう原因、対処法をご紹介してきましたが、いかがでしたか?子犬、特に歯が生え変わる時期の噛み癖は時期が過ぎれば治まることも多いです。

しかし、噛み癖をそのままにしておくと成長して人や他の犬を傷つけてしまう危険性があります。一貫したしつけで根気よく噛み癖を改善させてください。自分でできる対処法を試してみて、改善しない場合はしつけ教室を利用するのもおすすめです。