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犬が寝言をいう理由は?睡眠時の行動や注意点もチェック

愛犬が睡眠中に吠えたり唸ったりして、寝言?と不思議に思ったことがある飼い主さんは多いのではないでしょうか。走るように足を動かしていたり、尻尾を振っていたりすると楽しい夢を見ているのかな?と微笑ましくもなりますね。

ここでは、犬が寝言をいう理由や寝言と間違えやすい現象、病気が原因の可能性のある症状などをまとめてご紹介します。犬の睡眠について知り、愛犬がより快適に眠れるよう工夫してあげましょう。

犬は夢を見る?寝言の理由は?

睡眠中にキュンキュンと鳴き声を上げたり、突然ワンっと吠えたりして寝言をいう犬は多いです。犬が人間のように睡眠中に夢を見ているかどうかは科学的には立証されていませんが、浅い眠りのときに夢をみたり、記憶の整理をしたりしている可能性はあるといわれています。

特にいつもと違った場所に出かけた日や他の犬とたくさん遊んで疲れた日に、いつも以上に愛犬の寝言が多くなるという方もいるでしょう。夢の中でその日の出来事を思い返しているのかもしれませんね。

犬の睡眠サイクル

犬の睡眠時間は子犬で18〜20時間、成犬で12〜15時間、シニア犬で18〜19時間と人間よりも長いです。睡眠サイクルは人間と同じように、レム睡眠とノンレム睡眠を繰り返していると考えられています。

  • レム睡眠:脳は活動しているが身体は眠っている状態
  • ノンレム睡眠:脳も身体も眠っている状態

人間の場合はより深い眠りであるノンレム睡眠の比率が多いのに対し、犬の睡眠サイクルの比率はレム睡眠が約80%、ノンレム睡眠が約20%。つまり、睡眠時間のほとんどが浅い眠りなのです。

そう考えると犬が夢をみたり、寝言をいったりすることが多いのにも納得できますね。

犬の寝言・動作・寝相について

犬の睡眠中には以下のような寝言や動作がみられることがあります。かすかに聞こえるくらいの小さな声で寝言をいうこともあれば、突然大きな声で吠えて自分で驚いて目を覚ますということも。

寝言と合わせて耳や鼻、足、尻尾など体のさまざまな部分を動かすこともあります。これらの寝言や動作がみられるのはごく自然なことなので、基本的に起こして止めさせる必要はありません。

  • クーンクーンと鳴く
  • 吠える
  • 唸る
  • 足を動かす
  • 尻尾を振る
  • 鼻をヒクヒクさせる

犬の寝相

愛犬の睡眠中にはなぜそんな寝相で寝ているのか気になる飼い主さんもいるかもしれません。寝相からわかる犬の気持ちを知り、必要に応じて睡眠環境を整えてあげてください。

<丸くなっている>
体を小さく丸める寝相は最もよくみられる睡眠姿勢です。この寝相では内臓を守ったり、体温を逃さないようにしたりできます。寒い季節に丸くなっているのであれば、ブランケットや犬用湯たんぽなどを置いてあげるといいでしょう。

<うつ伏せ>
うつ伏せで寝るのは、周囲の危険などを察知してすぐに起き上がれるようにしているためです。この寝相で寝ている時は眠りが浅いことが多く、あまりリラックスはできていないかもしれません。夏は暑さを和らげるためにうつ伏せで手足を伸ばして寝ることがあります。

<横向き>
パタッと倒れたように横向きになる寝相は、リラックスしていて熟睡モードに入っている状態です。快適な睡眠が続くよう、そっとしておいてあげましょう。

<仰向け>
お腹を上に向けた姿勢はへそ天と呼ばれ、最高にリラックスしている状態といえます。家の中で外敵を気にすることなく安心して眠れて幸せなことでしょう。大きな音などでびっくりさせないよう、静かに見守ってください。

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犬の寝言といびきの違い

犬の寝言は呼吸のリズムと関係なく、ランダムに唸ったり、小さく吠えたりします。一方いびきは呼吸のリズムに合わせて繰り返されるので勘違いしてしまうことはないでしょう。

いびきはほとんど人間のいびきと同じような音です。愛犬が寝ているときにグーグー、ゴーゴーなど繰り返し聞こえたらいびきと思ってください。

寝言と違いいびきの場合は注意が必要な場合もあるので、いびきの危険性についても知っておきましょう。

犬の寝言の注意すべき点

犬の寝言や睡眠中の動作(尻尾を振る、足を動かすなど)は基本的にそのまま放っておいて大丈夫ですが、寝言と間違えやすい症状には注意が必要です。

いびき

愛犬の睡眠中に音が聞こえたら、寝言ではなくいびきの可能性があります。寝言とは違い、呼吸に合わせて音がなるので区別することができるでしょう。

パグやブルドッグ、シーズーなどの短頭種がいびきをかきやすいといわれています。大きな音でいびきをかく場合や睡眠中長時間にわたっていびきが続く場合は、一度動物病院で診てもらってください。

いびきの原因には以下のような病気が考えられます。

<いびきの原因となる病気>
軟口蓋過長症:喉の手前上あたりの柔らかい部分(軟口蓋)が通常よりも長く、呼吸を妨げてしまう病気。
鼻腔狭窄:生まれつき鼻の穴が狭く、呼吸がしづらくなる先天性疾患。
気管虚脱:空気の通り道である気管が変形し、呼吸に支障が出る病気。小型犬や短頭種に多くみられます。
アレルギーや感染症など:アレルギーや感染症による鼻づまりもいびきの原因になることがあります。

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てんかん発作

てんかん発作も寝言と間違える可能性があります。発作が起きると口からプクプクと音を立てながら泡を出したり、部分的な痙攣で手足などが動いたりします。

寝言をいいながら、体を動かす夢を見ているのかな?と勘違いするかもしれません。激しい痙攣やいつもと違った寝言、呼吸が苦しそうなどの症状がみられたら十分注意してください。

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愛犬の寝言が多いときはどうする?病院に行くべき?

犬が睡眠中に寝言をいったり、手足を動かしたりしていてもさほど気にすることはないと言われていますが、以下のような症状がみられる場合は、ケガや脳の病気などの可能性があります。

愛犬の睡眠時の変化に気付き、異常だと感じたら早めに獣医師に相談しましょう。

  • 明らかに不自然な寝言
  • 呼吸が苦しそう
  • 寝言が長時間にわたって続く
  • 1日に何度も繰り返し、ほとんど眠れていない
  • 激しい痙攣もみられる

睡眠時の様子を獣医師に説明しやすいよう、動画を撮影しておくことをおすすめします。いつからその症状が出るようになったのか、生活環境に何か変化がなかったかなども記録しておくと役立つかもしれません。

犬の寝言は自然な現象!

犬の寝言や睡眠時の動作などについてご紹介してきましたが、いかがでしたか?科学的な立証はされていないものの、犬も人間と同じように夢を見ていて、睡眠中に無意識に声が出ているのかもしれませんね。

もし寝言が多すぎる場合は、熟睡できるよう快適な睡眠環境を整えてあげましょう。激しい痙攣や苦しそうな様子がみられたら、早めに動物病院で診察してもらってください。

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