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シーズーの散歩の疑問を解決!注意点や嫌がる場合の対策まとめ

フサフサの毛が美しいシーズーは、室内犬として愛されている小型犬です。そんなシーズーですが、シーズーを飼うならば散歩はどのようにしたらいいか知っておく必要があります。

犬は犬種によって体質が異なり、適切な散歩量や注意ポイントが異なるので、ここではシーズーの散歩方法について解説します。

シーズーの散歩はいつから?

シーズーに限らず、散歩デビューはワクチン接種完了後の免疫獲得をしてからが鉄則です。そのため、散歩前にワクチンの予防接種を必ず終わらせましょう。

予防接種は1回で終わらず、複数回打つので動物病院に相談しながらスケジュールを立てます。なお、ワクチン接種が終わってすぐに免疫が得られるわけではありません。注射後2~3日は大人しく過ごしておきましょう。

散歩デビューの時期

ワクチン接種が終わり、免疫を獲得してから!

また、散歩デビュー前に外の世界に軽く慣れさせておくのは、スムーズな散歩デビューを助けてくれます。ただし、注意点が3つあるので気を付けましょう。

  • 地面を直接歩かせない
  • ほかの犬や生き物と接触させない
  • 首輪やリードはつけておく

散歩ではなく、外の雰囲気に慣れさせることが目的です。出かける際は必ず抱っこをして出かけましょう。落としてしまいそうで怖い人は、キャリーに乗せるのもおすすめ。感染症にならないためにも、免疫獲得前に地面を直接歩かせないようにします。

また、万が一に備え首輪やリードはつけて出かけましょう。外に出なくても、家の中で首輪やリードをつけて散歩の練習をしておくのもおすすめ。

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散歩デビューのために準備するもの

免疫獲得の準備をしている間に、散歩に必要な道具もそろえましょう。

必要な道具説明
リード飼い主と犬をつなぐ紐
首輪またはハーネス首輪は首だけで固定し、ハーネスは胴体でリードをつなぐ物
ウォーターボトル水分補給と、おしっこを流すための水
エチケット袋うんちを持ち帰るための袋
夜間用ライト・反射材夜間でも認識してもらうための、光るアイテム
道具を入れるバッグトートバッグやリュックなど

夜の散歩はシーズーも人も見えにくいので、それぞれに夜間用ライトや反射材を付けておきます。反射材は、首輪につける犬用を用意するのがおすすめ。

また、散歩グッズを入れるバッグは片手が空く物を選びましょう。肩にかけるトートバッグやリュックが特におすすめです。

シーズーの散歩頻度と時間

小型で室内犬のシーズーは、運動量が少ない犬種ですが当然散歩は必要です。子犬・成犬・老犬で散歩頻度が異なるので、成長に合わせて適切な散歩をしましょう。

子犬の散歩

子犬は成犬に比べ体力がまだ不十分です。外の世界にも慣れていないので、様子を見ながら下記を目安に散歩して行きましょう。

子犬の散歩量

15~20分を1日1回

成犬の散歩

成犬は1日2回の散歩がベストですが、雨の日や散歩に行きたがらない場合は無理に連れ出さなくても大丈夫。室内で運動させる時間を作ってあげれば、1日1回の日があっても問題ありません。

成犬の散歩量

20~30分を1日2回

老犬の散歩

老犬になると筋肉や関節が弱ってきます。体力の維持や気分転換としての散歩を心がけ、疲れる前に終わらせてあげましょう。
関節が弱って歩きにくい場合は、カートに乗せて気分転換してあげるのも良いですよ。

老犬の散歩量

10~15分を1日1回

シーズーの散歩で注意すること

もともと寒冷地で育った祖先を持つシーズーは、ダブルコートで毛が多い犬種です。そのため、季節に合わせた散歩時の注意点があります。

夏や冬は時間帯に注意

夏と冬は散歩時間に注意してあげましょう。

  • 夏は涼しい(朝・夜)時間に散歩をする
  • 冬は暖かい日中に散歩をする

夏は日差しも強く、暑さに弱いシーズーにとって最も過酷な季節です。また、日中はアスファルトが熱く、肉球が火傷する危険性も。そのため、朝や夕暮れなど気温が涼しい時間帯を選んで散歩します。

一方、冬の散歩は寒すぎない昼間の時間を心がけましょう。毛が多いシーズーは、暑さよりは寒さに強い犬とされています。

しかし、現代のシーズーは室内で過ごすことが大半なので、寒暖差を少なくするためにも冬は洋服を着せてあげるのがおすすめ。また、雨の日は多量な毛が濡れないよう、防水服も着せてあげましょう。

散歩の後は手足や体の汚れを落とす

散歩から帰宅後は肉球を拭いてあげましょう。肉球だけでなく、お腹に土がついていることもあるので同時に拭きます。

毛が多いシーズーなので、体の汚れはブラッシングで土やホコリを落としてあげるのも良いですよ。

リーダーウォークのしつけを行っておく

リーダーウォークとは、散歩時の犬と飼い主の歩き方の名前です。飼い主に寄り添うように犬が歩き、繋いでいるリードはたるんだ状態での散歩を指します。

なお、外でのリーダーウォーク練習よりも、まずは集中できる室内からしつけをするのがおすすめ。ただし、しつけ中でもリードを強く引っ張りすぎるのはやめましょう。恐怖心がトラウマとなり、散歩嫌いになってしまう可能性があるからです。

シーズーは散歩が嫌い?歩かない理由や対処法

活発で人なつっこい性格の反面、頑固で繊細な一面もあるシーズー。散歩を嫌がる子も少なくないため、歩かないときは無理強いせず原因を探ってあげましょう。

毛や爪が伸びすぎている

爪が伸びすぎていると肉球に刺さり、歩くたびに痛みを伴い散歩を嫌がります。

また、毛が多くどこまでも長く伸びてしまうシーズーなので、毛の伸びすぎにも注意。顔まわりの毛はゴムで留めたりカットをして、目にかからないようにしてあげましょう。散歩だけでなく健康にも影響するので、爪と毛は定期的にカットします。

肥満

小型犬のシーズーにとって、肥満は大敵です。足腰への負担だけでなく、顔が短い犬種なので鼻の呼吸器への負担も大きくなってしまいます。

肥満の確認方法は、お腹を触ってみて肋骨がすぐに確認できなければ肥満です。ダイエットは運動量を無理に増やすよりも、食事の見直しによる生活管理がおすすめです。

外の世界が怖い

大きなトラックのエンジン音など、繊細なシーズーは怖がりやすいです。音を怖がる場合は、室内でテレビの音に慣れさせたり抱っこして外の音に慣れさせるなど。少しずつ恐怖を減らしてあげます。

また、子犬のうちに飼い主以外の人間や他の犬と交流する機会を設けるのもおすすめ。犬用の幼稚園やドッグランもあります。免疫獲得後の散歩デビュー直後に利用すると、外への恐怖心を和らげてくれます。

過去のトラウマ

特定の場所へ行きたがらない場合、過去に嫌な経験をしたのかもしれません。例えば、苦手な大型犬に吠えられた経験など。嫌がるときには散歩コースを変えてみましょう。

シーズーの散歩は健康が第一!

散歩はシーズーにとって健康の要です。そのため、散歩前にはワクチンプログラムをしっかり終わらせることが重要。免疫力を確保する間に、散歩道具をそろえて室内でリーダーウォークの練習させておきましょう。

また、繊細で頑固な一面もあるので怖がる際には無理をさせず、抱っこをして外の世界に慣らしていくのもおすすめ。散歩嫌いになり歩かない方が大変なので、シーズーの体調と心を優先して楽しい散歩をしてあげたいですね。

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