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愛犬の元気がないのはなぜ?考えられる原因や対処法まとめ


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愛犬がいつもより元気がない時、何が原因かわからず心配になりますよね。犬が普段より元気や食欲がない場合、病気やストレスなど様々な原因が考えられます。

ここでは、犬の元気がない時に考えられる原因やすぐに病院に連れて行くべき症状、対処法などをまとめてご紹介します。日頃から愛犬の体調や食欲をチェックして、ちょっとした変化に気付けるようにしておくことも大切です。

愛犬の元気がない!考えられる原因は?

愛犬があまり動きたがらなかったり、食欲がなかったりして元気がないなぁと感じたら、原因を突き止めて適切に対処する必要があります。一時的に元気がないだけで翌日にはケロッとしているなんてこともありますが、なかには早く治療しなければならない危険な病気が原因となっていることも。

犬が元気がない原因として考えられることやそれぞれの原因でみられる症状の例などをご紹介していきます。

病気

犬がぐったりしていたり、食欲がなかったりする場合は病気が原因の可能性があるので特に注意が必要です。元気がない様子であるのに加え、嘔吐や下痢などの症状がみられれば胃腸炎や腸閉塞など消化器の病気や異物誤飲による急性中毒などが原因かもしれません。

呼吸が荒い、咳が出る、よだれが増えるなどの症状があれば、内臓疾患や感染症の可能性も考えられます。元気がないというほどではなくても、食欲がないかな?と思ったら口の中のトラブルやドッグフードが合わないという可能性も考えましょう。

食欲はあるけれど元気がない、動きたがらないという場合は骨折や椎間板ヘルニアなど体を動かすことで苦痛を感じるケガや病気が原因の可能性があります。

急激な気温の変化

人間と同じように犬も季節の変わり目に体調を崩したり元気がなくなったりすることがあります。室内の温度は快適に保たれていても、真冬や真夏に散歩に出た時に急激な気温の変化に体がついていけなくなることが原因です。

特に夏は熱中症になる犬も多いので、散歩の時間は日中を避け、朝晩の涼しい時間帯にするようにしましょう。留守中に愛犬が過ごす部屋が暑すぎたり寒すぎたりしていないかも確認してください。

ストレス

犬は環境の変化でストレスを感じやすいといわれています。引越しや家族が増えた時、ペットホテルでのお泊りなどで大きなストレスを感じているかもしれません。生活環境が変化してすぐ元気がない場合は、それらの変化が原因だと考え、愛犬が落ち着ける場所を作ったり、一緒に遊んだりして安心させてあげましょう。

留守番中に寂しくてストレスを感じる子もいます。できるだけ子犬の時からあまり構いすぎず、留守番に慣らしておくことが大切です。

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ワクチンの副作用

ワクチン接種後に元気がない場合は、動物病院が嫌でストレスを感じたからか、ワクチンの副作用かの2つの原因が考えられます。ストレスや疲労が原因の場合は翌日には何事もなかったように元気になるでしょう。

副作用の場合は元気がないだけでなく、顔が腫れたり、嘔吐したりと異常がみられます。ワクチン接種の際にも説明があると思いますが、このような症状がみられたらすぐに動物病院へ連れて行ってください。

手術の影響

避妊・去勢手術などを受けた後は、手術の傷の痛みや疲労、ストレスで元気がなくなることがあります。また、日帰り手術の場合は家に帰っても麻酔が完全に醒めきらずに、ぼうっとして元気がないように見えることも。病院の指示に従って、安静にしてゆっくり休ませてあげてください。

老化

年齢が上がってくると筋力や消化機能が衰え、運動量が減ったり食欲がなくなったりしていきます。味覚や嗅覚の衰えが原因で食の好みが変わって今までのドッグフードを食べなくなる子も。

愛犬が老犬で元気がないという場合は老化の可能性が高いですが、念のため定期的に健康診断を受けて体に異常がないかチェックすることをおすすめします。

こんな症状で犬の元気がない時は病院へ

愛犬が元気がない時、以下のような症状もみられるようであれば、すぐに獣医師に相談してください。治療が遅れると命の危険に関わる病気もあるので十分注意が必要です。

激しい嘔吐や下痢、血便がみられる

犬は嘔吐することが多いといわれる動物ですが、あまりに頻繁に嘔吐する場合、中毒リスクのある食べ物を食べた後に激しく嘔吐する場合などは要注意。

下痢にゼリーのような粘液や血液が混ざっている場合は腸炎の可能性があります。下痢便が黒っぽく見えるのも消化管で出血している可能性があるので早めに受診してください。

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腹部が膨らんでおり、動きたがらない

食後数時間後に腹部が膨らんで愛犬が苦しそうにしていたら胃拡張かもしれません。胃拡張からさらに胃がガスで極限状態まで膨らむと胃が捻れてしまうことも。

これは胃捻転と呼ばれ、急速に症状が悪化し死に至ることもある大変危険な病気です。

体が熱く、呼吸も荒い(熱中症)

熱中症の場合はとにかく冷やすことが大切です。動物病院へ行くまでも水を飲ませたり、保冷剤にタオルを巻いて愛犬の体(首・のど・脇の下・内もも・お腹)を冷やしたりしてください。

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ふらふら歩いたり痙攣したりしている

愛犬の足元がおぼつかなかったり、体が痙攣したりする場合は脳に何か異常があると考えられます。

てんかん持ちの子は飼い主さんが対処法を知っていると思いますが、初めてこのような症状がみられた場合は獣医師に診てもらってください。

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ワクチン接種後に顔が腫れたり嘔吐したりしている

ワクチンを接種して数時間後に顔が腫れるのはワクチンの副反応です。これは比較的よくある副反応ですが、パグなどの短頭種は呼吸困難に陥ることも。

顔が腫れるだけでなく、嘔吐や下痢などがないかもよく観察してください。

異物を誤飲しすぐに吐き出せていない

中毒リスクのある食べ物やおもちゃなど、異物を誤飲してしまったのにすぐに吐き出せていない場合は病院へ。

誤飲してすぐはどうともなさそうに見えても少し後から一気に症状が出て危険な状態になることがあります。

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犬の元気がない時の対処法

明らかに具合が悪そうだったり、急に元気がなくなったりする場合は動物病院へ。他の症状はなく、ちょっと元気がないかな?食欲がないかな?と思った時は以下のような対処法を試して様子をみてみましょう。

食欲を湧かせる工夫をする

老犬になるとこれまでの大きさやかたさのドッグフードが食べにくくなったり、食の好みが変わったりして食欲がなくなることがあります。

噛みやすく消化の良い老犬用のドッグフードに変え、どうしても食べないようであればトッピングをしてあげるなどして食欲が湧くよう工夫してあげてください。

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ストレスの原因を取り除く

生活環境の変化などストレスが原因で元気がないと考えられる場合は、できるだけストレスの元を取り除くようにし、愛犬が安心できるようにしてあげましょう。

引越し先でもこれまでの家と同じ配置で愛犬の寝床やトイレを設置してあげ、愛犬がひとりで静かに過ごせる空間も用意してあげてください。

愛犬との時間を増やす

愛犬にとって大好きな飼い主さんと遊んだりコミュニケーションをとったりすることはとても幸せな時間です。

あまり愛犬との時間が取れていないという方は、1日少しずつでも愛犬と遊ぶ時間を増やし、満足してぐっすり眠れるようにしてあげましょう。散歩や遊びは運動不足解消だけでなく、ストレス軽減にもつながります。

愛犬の病気のサインを見逃さないようにしよう!

犬の元気がない時に考えられる原因や対処法についてご紹介してきましたが、いかがでしたか?元気がない原因がストレスや老化などの場合はあまり心配はいりませんが、消化器疾患、感染症、熱中症など危険な病気が原因の場合はすぐに病院へ連れて行かなければなりません。

元気がない以外に変わった様子がないか、食欲はあるかなど慎重に観察し、考えられる原因に合わせて適切に対処しましょう。少しでも気になる症状がみられる場合は電話でもいいので獣医師に相談してくださいね。

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